オイル添加剤で、なかなか新しい試みのものが出てきたので取り上げてみます。
これは従来バージョンのものですが、モーターアップって聞いたことありませんか?
アメリカ発のオイル添加剤です。確か深夜のテレビショッピングかなんかで紹介されていたような気がしますけど。
僕自身はモーターアップを使ったことはありません。
何が今度変わっているのかっていうと、オイル添加剤に保証を付けてきたんです。
今回、画期的だなと思った取り組みは、オイル添加剤にエンジンの故障に対する保証をつけてきたことです。
良い方にとらえれば商品に自信があるという現れですね。
新製品のモーターアップRebootを添加することで、どのような内容の保証がつくのか?
以下、メーカーHPより引用です。
「モーターアップReboot」は、1995年の発売以来、多くの方に愛されてきたモーターアップ2.0にエンジン保証が付帯された自動車エンジンオイル・トリートメントです。モーターアップReboot使用中のお車のエンジンが故障した場合、なんと最大¥500,000まで(BLACKは最大¥300,000まで)の修理費が無料になります。性能はモーターアップ2.0と同じなので折り紙付き! エンジン性能を向上させ、いざというときも安心な、世界で唯一のエンジンオイル・トリートメントです!
モーターアップHPより引用
もちろん注意事項もあります。
基本的に、日本車の自家用車のみに適用。1,4,8ナンバーは適用外。もちろん違法改造社もダメです。常識ですけど衝突や事故が原因の故障も除外。あと、オイル漏れも除外。オイル漏れを止める添加剤の類ではないからですね。
保証してくれる部品は何か?
とこのように多岐にわたります。
保証期間は以下の通りです。
・モーターアップReboot BLACK:最大30万円保証(6ヵ月、走行10,000km以内)
・モーターアップReboot WHITE:最大50万円保証(6ヵ月、走行15,000km以内)
ここからがちょっと難しいところになってくるんですけど、本当にエンジンが壊れたときにスムーズに保証を受けられるのかという点です。
例えば、添加前からある程度打音が出ていたエンジンに添加した場合など。
ユーザー側からすれば、打音やノイズが気になるから添加剤を試す人っていると思うんです。こういうのはどうなのかな?
多分エンジンが壊れた場合って、保険会社が入ってくると思うんです。
降ろしたエンジンを検証して、内部を分解したのちに判断されるのかなって。打音が出ているようなエンジンだとそこら中メタルに傷があったりして、これはもともとだから駄目ですね。
なんていうパターンだって出るかもしれない。
でも、オイル添加剤に保証が付いているのは画期的な試みだと思います。
実際に商品を買ってないので、ここまでしかわからないんですけど、サーキット走行やスポーツ走行などでも大丈夫のかなって。多分駄目だと思うんですけど。
よくホームセンターに売ってるので、買って試してみようかな。モーターアップ。
もしオイル添加剤を試したいという事であれば、保証キャンペーンをしているうちにモーターアップリブートを試すのはアリだと思います。
ちなみに、何も忖度なしで書いてますよこの記事。モーターアップから商品を提供してもらうとかそういう事は一切なしで書いてます。
そもそも自分で試してないから、性能については何も語れません。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。