今年の秋にとうとうMTのBRZにもアイサイトが搭載されることになりました。
アイサイトというと、自動ブレーキなどの先駆け的イメージがあります。
今までBRZを初めとする、スバルのMT車にはアイサイトは搭載されていませんでした。
どうしてアイサイトをマニュアル車につけられなかったのか？
アイサイトって、もちろん自動ブレーキもあるし、追従型のクルーズコントロールも搭載しています。
アイサイト以外でも最近のADASは凄く良くできています。レーンキープもあるし、追従型のクルーズコントロールもあればある程度のハンドル操作もサポートしてくれます。
そして前走車がブレーキしたらその通りブレーキをするし、加速したら設定の速度までなら加速します。
それでいて車間距離は一定に保ったままです。
まさに自動運転に近いものを、普通のADASでも再現できていると。
それではマニュアル車のアイサイトって、どういう制御になるのか？
一番のキモになるのはクラッチがあって、マニュアル車はエンストをするということです。
つまり、アイサイトの制御をATとは違ったアプローチで制御しています。
追従型のクルーズコントロールは車速が30km/h以上、ギアが2速～6速に入っている場合で作動させられるようです。
追従型クルーズコントロールをセットすれば、ギヤチェンジやクラッチを操作しても作動は続きます。作動をキャンセルするのはクラッチを5秒異常踏んだ場合や、5秒以上ギヤをニュートラルに入れた場合です。
そしてエンストを考えて、車速が25km/h以下になってもシステムはキャンセルされます。
つまり、渋滞の時は楽チンできる！というわけではなないようですね。
そうは言ってもマニュアル車にアイサイトを搭載して欲しいと言った意見は多数あったはずです。
僕も、もし買うのならADASがしっかりした車の方がいいですから。
なんならマツダのロードスターも同じようにADASを搭載してほしいなって思ってます。
誤後進抑制機能や後退時ブレーキアシスト機能といったものは、今回採用されません。
楽しく走れるスポーツカーでも、スポーツドライビング以外の移動中は安全に移動したいです。
BRZにアイサイトが搭載されるのは嬉しい限りです。GR86も搭載されるかな。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。