免許をとって、おそらくオーナーが始めて行うメンテナンスの一つが
「洗車」
だと思います。だけど、それは車を長く使っているとおざなりになってくるメンテナンスでもある。
とくに業者に車検に出すまで一度も洗車なんかしないというつわものになってしまう人も。
洗車というのは結構重要なメンテナンスのひとつだということを認識しましょう。
洗車によって、まずは車の塗装を保護する。いわゆる塗装面の整備。
きちんと定期的に洗車をしている車両に比べて、洗車をしない車両の塗装を見ると一目瞭然。
艶はなくなり、クリア塗装がはげているものもある。
そしてひどくなってくると、ボディに錆が出てくると。
これはある程度定期的に洗車をしていくことで防げるのであります。
洗車をしてみると分かりますが、車には実に覚えのない傷が増えていくもの。
それは自分で傷つけたものじゃなくて、飛び石を拾ったり、雨や雹などによる被害だったり。
その傷を放っておくと錆になるので、できればタッチペンで結構ですから塗っておく。
これだけで錆を防ぐことができると。
洗いっぱなしもあまり良くない。最後は乾いたタオルで水気を取ってやる。
じゃないとウオータースポットが発生して、塗装を痛めます。
月に1度は洗車をしてワックスをかける。これだけで長くボディを綺麗に保て且つ
錆から車を守ることができるというわけ。
小さな傷も発見しやすいし、月に1度は洗車しましょう。
市販のカーシャンプーには洗うだけでワックスがかかるものが出回っているので
それで洗ってあげるだけでもいいでしょう。
洗車の拭き取りをフクピカで行うとそれだけでワックスがけになってしまう便利アイテムです。僕もよく使いました。
それと室内もたまには綺麗にしましょうね。カビが生えたり異臭がしたりする原因になります。
たまに人を乗せるときなど自分の車の臭いを嫌がられるなんてイメージ悪くなっちゃいますから。
僕は車検のときなど、人が自分の車に触れるときは、前日にざっと掃除をして
新品の芳香剤を入れておきます。これで相手を不快な思いにさせることがない。
なので、新品の芳香剤も未開封のまま一つ車においておくのもテクニックなのです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。