モリグリーンのフラッシングオイルをテスト!汚れはどうなったのか?

エンジンもオイル管理が悪かったりすると、内部がオイル焼けしたりスラッジが堆積したりします。

ひどくなってくると、それらが油路を詰まらせてしまってエンジンの潤滑が追いつかなくなってきます。

そんな時有効になるのがフラッシングというもの。エンジン内部の汚れをきれいにすることを目的にしています。

今回、久しぶりにフラッシング剤を試してみることにしました。

試すのはモリグリーンのエンジンフラッシュです。

テストするのはアトレーターボです。

12万キロ乗っている、オイル消費の激しい車。

まず最初に、フラッシング前のエンジン状態をテストしました。

アイドリングレベルで72dBです。

ゲージに付着するオイルはこんな感じです。

あとでフラッシング後のオイルと比較するために、少しオイルを抜いて採取しておきます。

エンジンフラッシュを投入します。

粘度の柔らかい液体です。淡黄色です。

全量投入したあと、エンジンをかけてアイドリングを10分程度させていきます。

フラッシング剤の効果は?

10分間アイドリングさせている間に、同じように騒音計アプリをセットして計測。

ほんのわずかに騒音が減っていましたが、多分誤差の範囲です。

ではフラッシングされたオイルはどうなったか?

同じように瓶に採取しました。

黄色いテープが貼ってある方がフラッシング後です。

ティッシュに垂らしてみると、フラッシング後の方がなぜか薄く見えますね。

元々のエンジン内部がそこまで汚くないので、スラッジや汚れが落ちたぞ!とは言い切れないところもあるので。

やはりフラッシングをするとしたら、エンジンが汚れていないとあまり意味はないかな。

この手の即効性フラッシング剤は、急激に汚れを落とすのでエンジンに負担がかかりやすいです。本当に汚れたエンジンをクリーンにするのなら遅効性フラッシング剤の方が安全だと思います。

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