メーターの脱着

車には、いろいろなワーニングやら、速度表示やらエンジンの回転メーターやら燃料メーターとか水温計とかがひしめき合って、大体がメーターASSYの中に組み込まれています。
大抵の人はメーターをいじるということはないんでしょうが、整備の仕事の中では結構
メーターを脱着するケースあります。

メーター脱着するケースとして、コレは当たり前ですが、各種メーターが壊れているとき。大体壊れているケースが頻繁なのは燃料メーターですね。お客さんの目に留まりやすいメーターです。

燃料タンクの中に、燃料ゲージユニットという浮きが付いた可変抵抗がついています。
そして燃料が満タンのときは浮きが浮いて、可変抵抗が動き、ソレをメーター指針で合わせていると。
ゲージユニットが壊れていない場合として、メーターが壊れているから交換しようというケース。

meter-d1

そして次にメーター脱着で多いのが、メーターのランプ切れ。
イグニッションスイッチをONにすると、セルモーターが回る前に各種メーターの警告灯がつきますよね?
あれは、メーターの各種警告灯をいっせいに点灯させて、球切れをモニターしています。
なので付いていない警告灯などがあったら、そこの電球が切れていると。
メーターの中の電球というのは交換が可能になっています。ソケット球ASSYで注文するケースや、
電球交換だけでいける場合もあります。

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昔はスピードメーターがワイヤーで機械的にメーターの裏までつながっていました。
ミッションケースからスピードメーターまでワイヤーでつないで、機械的に速度を表示していた。
だけどこのスピードメーターワイヤーがかなり強力にくっついていて、下から手を入れて外すのが大変。
今はスピードメーターセンサーがミッションやデフについています。その信号で電子的に
メーターを動かしているので、ワイヤーが付いていない分メーターの脱着は簡単になっています。

一番といって多いのが、ATのシフトインジケーターのメーター球。この中のDレンジは毎日使うだけあって
よく切れます。もし、電球がすぐに用意できない場合などは1レンジの電球と交換してつかってください。
1レンジはあまり使わないギヤなので、Dレンジに使った方がよいということですね。

以上メーター脱着についてでした

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