今回はヘッドライト交換について。
近年のヘッドライトは樹脂製です。昔のシールドビームのようにガラスでできていないので、紫外線による黄ばみが発生します。
初期の黄ばみであれば、専用のクリーナーで磨きをかければ綺麗になります。
今ではいろいろなライトクリーナーが市販されてます。これらで磨けば初期の黄ばみは綺麗に落ちる。
しかし、症状が進んでくるとライトのクリア塗装が剥がれてしまいます。こうなると磨きをかけてもダメになります。
そうなってしまったら、今度はレンズ面を一皮むいてやる作業になります。そしてその上からコーティングをかける。
1つあたり1万円ほどで専門業車が施工してくれます。
当然ライトも綺麗になるし、きちんとしたコーティングをほどこすのでしばらくの期間は長持ちします。
目次
ヘッドライトの交換時期は?
それではヘッドライトの交換時期はどのくらいか?
車検ではヘッドライトの検査があります。正しい光軸にライトを調整されていること・そして必要以上の光量をキープしていることが必要になります。
ヘッドライト交換が必要なのは、車検で通らなくなってしまったらということになります。
当然レンズが割れてるなどしていたら交換しないとダメ。そして、色が褪せてしまって光量がキープできなくなったら交換しないといけません。
ヘッドライトクリーナーで磨くだけでかなりの光量を取り戻せます。それをしても車検の基準をパスできない場合など、バルブを変えてもダメとなるとライトを交換せざるを得ないと言えます。
ヘッドライトの交換時期は割れたり破損したら、もしくは車検に通らなくなったらということです。
ヘッドライト交換費用は?
ヘッドライト交換費用はどのくらいかかるか?
これは皆さんが思っている以上に費用がかかります。もう部品代がめちゃくちゃ高いです。国産車の軽自動車クラスであっても片側3万円近くするのはザラ。当然ライトがでかいほうが高い傾向です。
そしてとにかく高いのがLEDライトユニットなど。これは軽く二桁万円は飛んでいきます。車によっては片側50万円する車両もあります。
もはやヘッドライトの交換は自費でできなくなりつつあります。
今のヘッドライトはかなり優秀な制御をしていて、対向車のヘッドライトを感知して照射範囲をコントロールしたり電子制御化されています。
こういったライトはめちゃくちゃ高いです。
ヘッドライト交換費用は3万円〜50万円ほどになってきます。国産でもこんなプライスがあり得るのです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
もう、やめてくんねーかなー樹脂レンズ。
今の技術で何とかならんのかなー、ガラス製で異形のデザイン。
でもあれか、歩行者衝突時の安全性の問題もあるか。
んーーーーー・・・・・。
レンズクリーナーで磨けば一時はよくなりますけど、上からきちんとしたコーティングしないと長持ちしないですしね。