切れてないバルブでも、同じものに交換だけで明るくなる理由

ヘッドライトを例にあげると、もっと明るくしたいという人はたくさんいるでしょう。明るくするためにハロゲンバルブからHIDに換えたり、今ならLEDに交換するということも盛んです。

しかし、僕自身もLEDのバルブに変更しましたが、格安系のLEDバルブは車検に通らないものがかなり多いです。実際にうちの整備工場では、最近最新鋭のヘッドライトテスタに入れ替えました。業者曰く、陸事に設置しているものよりも新しいとのこと。

そのヘッドライトテスタでも拾えない光軸。まずはカットラインがまったく出ないバルブが多すぎる。高いLEDバルブだとちゃんとカットライン用の遮光板がバルブについています。

あまり知られていないことなんですが、今ついているハロゲンバルブを新品に交換するだけでも光量が上がるということを知っていますか?

その理由はなぜか?

まずハロゲンバルブって熱を持ちます。その熱がバルブのガラス面を黒く変色させていきます。

使い古した表面が黒くなったバルブを新品のバルブに交換する。これだけでもかなり光量があがります。

これはヘッドライトテスタで数値上の変化を確認済みです。光量が二倍くらい明るくなるケースもあります。

長い期間使い古してきた電球は、ハロゲンだと表面が黒ずんでくる。

これらを全て新品に交換するだけでも効果は絶大です。

ヘッドライトの電球を交換する時、ライトを脱着しないと交換ができないものに関しては、ヘッドライトユニットに取り付いている他のバルブも全て交換すること。

ライトを脱着するということは当然光軸も変わります。

ヘッドライトバルブを交換後、スモール球も切れてしまったので再度ライトを脱着する。するとまた光軸も変わってしまう。

工賃もまた余計にかかるし、光軸も調整しないといけない。

交換しにくい場所の電球は、そのユニットを外したら全て交換するのをお勧めします。

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