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軽自動車のタイミングベルト交換

軽自動車のタイミングベルト交換ですが、この間一通りのメーカーのタイミングベルトを交換してみました。

スズキとダイハツ、ホンダにスバル。あとはOEMとして考えてください。
一番難しかったのはホンダですね。
ホンダライフのJB1という車両のタイミングベルトを交換しましたが、大変でした。
エンジン自体は昔から軽自動車に搭載されているもの。真新しいものはありませんが、
ライフに搭載されると大変だった。スズキも昔のF6AをKeiなどに搭載されているモノは、タービンの配管を少し外さないといけなかったりしますが、ライフはもっと大変だった。

ライフのタイミングベルトで大変なのは、エンジンマウントを外すことがその1。
ちょっと知恵の輪みたいな感じになってしまって、なかなか抜けてこないし、カムセンサーの近くにある14mmは抜くだけのクリアランスはない。


クリアランスを作るために、エンジンをかなりもちあげたりしました。
初めてやったからかもしれませんが強敵だった。

そして、殆どのメーカーはクランクプーリーのボルトを外すために、フライホイールに廻りどめをするとか、クランクプーリーのボルト部分にメクラ蓋があって、穴が開いていてインパクトが入るんだけど、ホンダライフはなかった。特殊工具がないとどうにもならない感じですね。

こういった特殊工具が必要です。
ソケットも入らないのでめがねで緩めたんですが、ボルトもかなり硬い。
カムスプロケットを外すためのツールで、クランクの小さい孔にツールの先を入れて、周り止めとしてボルトを外しました。
とどめがホンダのエンジンは左回転が多いということ。最後にクランクプーリーを締め付ける際、逆回転は絶対にさせちゃいけないということで、気合を入れて抑えながら締め付けました。
大変。因みにクランクシャフトのフロント側オイルシールを交換するのには
正規の時間で7時間以上かかるそうです。
おそらくこれはオイルパンを外したことを想定した時間だな。実際は簡単に打ちかえることが出来ます。

ということで軽自動車のタイミングベルト交換は結構大変だったりします。というお話でした。

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