車の灯火類が割れてしまうと車検に通らなくなります。割れた灯火を交換しないといけないんです。
例えばテールレンズが割れた時、レンズだけで交換ができる車とそうでない車があります。レンズ類だけで交換ができる車は貨物車。
トラックなどはレンズとユニットが分解できて、レンズだけで交換ができる車が多いです。
こちらはダイハツのハイゼット。この車、なんとレンズだけで交換ができませんでした。
レンズとユニットが分解できないタイプで、こういう車はユニットで交換になります。
テールユニットという部品は配線は付いてきません。
テールASSYになると配線まで付属してきます。
ユニットの場合は配線や電球を移植します。
ユニットに配線などを移植して車に取り付け。
完了。ちなみにこれは社外部品の設定があったので部品が4000円しない。純正だと6000円近い価格です。
もしこの車のレンズだけ交換ができたらどの程度なのかというと、おそらく1000円しない。
何が言いたいのかというと、軽トラックや軽貨物など働く貨物車はレンズで交換ができるようにしてほしいということです。
車検時なども部品でレンズなら当日間に合うのがほとんど。ですがユニットになるとまれに当日は間に合わないことがあります。
細かい部品設定がなくなってきたことが、ちょっと残念だなと思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。