レガシィ BH5
エンジン不調で入庫してきました
症状は、急加速などをするとエンジンがふけないというもの。
試しに走行してみると、アイドリングは誠にスムーズなんですが、
急加速をしようとすると、回転にひっかかりがあってふけにくかった。
ゆっくりアクセルを踏んでいけば問題はなかったです。
常に片肺というわけでもなく、ちょっと微妙な感じ
エンジンはSOHCです。DOHCのエアフロ不良とよく似ているような症状です。
パワーバランスのテストを行いましたが、アイドリング時はスムーズなのでなにもわからない。
プラグも点検してみましたが特に異常はなし。
となってくると、やっぱりセンサの特性不良なのかなとOBDⅡをつなげて
各センサのモニタリングを行いました。
エアフロの代わりをしている、圧力センサがかなり怪しいなと思ったけど、
OBD2を繋いだ状態で、マニホールド負圧をモニターしていたら、さほど狂っているようにも感じられません。
と、ちょっと困ってきたらアイドリングでもたまにエンジンが不調になってきた。
もしかして・・とイグニッションコイルを点検したらリークしている跡があった。
ということで、犯人はイグニッションコイルでした。
2コイル方式ですが、一体化しているのでASSYになってしまいます
コイルは3本のネジでインマニに固定されています
コードを外して
カプラーも外す
あとは付け替えるだけ。簡単です。
半年後の車検で乗り換える意志があるそうなので、中古のコイルと交換しておきました
リークしていた部分です。
レガシィ BH5 SOHCのエンジン不調修理でした
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。