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それでも走るリース車両!コストを全面的に重視したメンテナンスメニューが絶品!

毎度毎度ですが、リース車両のメンテナンスを請け負っているとその内容に関心してしまいます。

リース車両って、その名の通り毎月いくらかのお金でユーザーに車両を貸し出しています。契約の中にはメンテナンス代金も含まれるといった内容もあればそうでない場合もあります。

手厚いリースメンテナンスだと、12ヶ月の法定点検と車検以外にもスケジュール点検などをメニュー化されているところもあります。

おそらくそういった手厚いメンテナンスメニューを契約している車両については月々のリース代金が割高なのは容易に想像がつくんですが。

ここで関心してしまうのは、コストを全面的に抑えてメンテナンスメニューを組んでいるリース会社。

すごいところはすごいです。走行距離が交換基準に1kmでも達しない場合はオイル交換すらさせてくれません。例えば1万キロごとにオイル交換をメーカー指定でされているのに9999kmで入庫したからオイル交換をしたい!といっても請求しても却下されちゃう。

もう徹底ぶりがすごいんです。それでも壊れないでリース満了を迎えていく車両を見ると、これほど優秀なメンテナンスメニューはないんだろうなって思います。

リース会社にしてみれば、リース満了まで車両を最低限度の費用で使い倒すのが一番儲かるわけですからね。

メンテナンスメニューは基本的にはメーカー基準の交換を推奨です。オイル交換も1万キロごと。ただ、リース車を乗っているユーザー側からしてみればメンテナンスにはほとんど無頓着です。やはり借りているから壊れたって平気というところがあるんでしょう。

定期点検で走行距離が9900kmだったとします。あと100kmでオイル交換ができるんですが、点検時だと距離が足りないためにユーザーにその旨を伝えておく。1万キロに到達したらオイル交換に来てくださいね。って。

だけど次の点検までこないんです(笑)するとおよそ走行距離が2万キロ近くまでオイル交換をしないでしのいでしまう。こんなことは日常茶飯事です。

あとはベルト類は4万キロ弱で交換。バッテリーは3年ごと。タイヤは溝が減ったら申請してリースに現物を送ってもらう。一箇所につき3万円以上の修理が発生する場合は事前に承認を取ってからじゃないと作業はしてはいけない。など。

決まりごとはどこのリース会社も似ていますね。

作業指数のレバレートは1時間あたり4000円。工賃は3分の2以下でやってくださいとなってます。

今日もリース車の車検が2台入ってきました。別々のリース会社ですが、かたや手厚いリース車両なので、悪いところはガンガン交換してくださいというタイプ。もう一つは何人たりとも交換はゆるしませんというリース。

使い方がハードなのは後者なのに・・。

リース車を見ていると、走行距離2500kmごとにオイル交換に来る車好きのお客さんがいるんですが考えてしまいます。今の車は2500kmごとにオイル交換をしないとまずいのは軽自動車のターボ車。シビアコンディションに該当する場合のみ。

あとは5000kmごとくらいに設定されてるのがほとんどですね。

僕も自分の車は3000km〜5000kmまでの間でオイル交換を実施しています。距離を走ってなくても半年に一度交換するようにしてます。

もし自分が気に入った車を新車で購入したら僕も2500kmごとにオイル交換人間になっちゃうかもしれない。その気持ちもわかります。

車のメンテナンスって愛着度にもかなり左右されてくるなって。あれだけハードに使われてるリース車がオイル関係などでトラブルはほとんど起こさないので、今のエンジンは本当に頑丈になったなって思います。

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