車屋さんはコンビニよりもたくさんあるという話

先日ふと思ったことがあるのです。車屋さんって以外にたくさんあるなぁということ。
確か整備振興会の講習では、自動車整備工場というのは、コンビニよりも多く日本に存在するなんて話を聞いたことがあります。

昔の整備士は独立精神が旺盛で、自転車操業のようにどんどんと車屋さんが生まれたということですね。

じゃあ現在車屋さんを開くにはどうするか?これははっきり言わしてもらうと、50年前よりも敷居は相当高くなってしまったと思います。技術の進歩もさることながら、時代が良くない。

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昔の車検ってべらぼうに高かったでしょう?ユーザー車検が現れるまでは、自動車整備工場の言われるがままに整備をしないと車検を継続することができなかった。しかし、ユーザー車検が一般化され、世の中は法令順守のコンプライアンスがらみ。何をするにも見積もりからといった時代になっちゃった。それが出来ない
工場はすこしずつ淘汰されていく・・・潰れていく整備工場を何件も目の当たりにしているのも現実。
これは昔の古きよき時代のまま、現代へとシフトができなかった工場だと思います。

今の若者って、親が出している車屋さんにまず車を出す確立が低くなってきている。実際ボクもそうだった。
親は日産ディーラーと付き合いがあったけれど、兄はそこで180SXを買ったが、僕は付き合いは全くない。
FDは兄が見つけてきてくれたが、FCからそれ以降の車は全て自分があちらこちら回って買ってきたものだ。
世代交代を実現するには相当な努力が必要だ。

そして現代の車を整備するには高い費用が必要になってくる。専用の機材だ。指定工場なんか取るためにはそうとう費用がかさんでくるだろう。ディーゼルもスモークテスターじゃなくてオパシメーターが必要だし、OBDⅡがないと手も足も出ない。そこに来て、整備解説書もなければどうしようも出来ないのが現実だ。
今現在で車屋さんを開くとなると相当な覚悟が必要だ。機材も一級品のものをそろえて、時代に合わせた商いをできなければお客さんはついてこないだろう。

車屋さんってたくさんあるなと思った。でもこれからはあまり増えることはないだろうな。今の時代生き抜くには何か特性を持った車屋さんじゃないと駄目なんだと思います。
専用車種を取り扱うとかそういった感じですかね?

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