Categories: 日記・戯言

車の調子が悪い時、これを読めばある程度の対処法がわかる!

なんだか毎日乗っている車の調子がおかしいような気がする・・。そんなことを感じることはないでしょうか?

いつもと違った音がしたり、なんだかアクセルを踏んでもスピードが出なかったり。はたまたブレーキの効きが甘かったり。

そのあなたが感じる異変はまちがっていないんです。毎日乗っているあなたがいつもと車の調子がおかしいなあ・・。と感じる時、車にはなんらかの不調がおこっています。あなたの感覚はどんな車のセンサよりも敏感に不調を感じ取っている。

それでは車の調子が悪いと感じた時どうするべきか?

調子が悪い現象を再現してみる

例えば車からいつもと違う音がする。というケースを考えてみます。

まずやるべきことはその音を再現してみるということ。どんな時にどんな音が出るのかを冷静に再現してみましょう。

ブレーキを踏んだ時にキーという音がする

エンジンの音がなんだか変だ

エンジンの音が変だけど、アクセルを踏んだ時に音が大きくなる

カーブを曲がった時に音がする

このように、異音を再現します。そしてその異音がエンジンなのかブレーキなのか、はたまた足廻りからなのかを住み分けするのです。

こうすることによってメカニックに的確な情報を伝えることができるので、結果的に修理がピンポイントに早く終わります。

自分なりに症状を分析してその結果を整備工場へ伝えましょう。

エンジンが調子悪いかどうか?

車の調子を崩す場所の代表的なのはエンジンです。特にガソリンエンジンはいろいろなセンサで制御されて、故障する場所も多岐に渡ります。

エンジン不調を起こしている時というと

  • エンジンから変な音が聞こえてくる
  • アクセルを踏んでもエンジンが吹けない
  • エンジンチェックランプが点灯する
  • エンジンから変な臭いが出ている

エンジンからいつもと違う音が聞こえてきたら、それがマフラーの排気漏れなのか?それかエンジン内部かによって修理代は大きく変わってきます。

マフラーからの排気漏れは、アクセルをふかすと音が大きくなりますし音が小さくなることはありません。どんどんと大きな音に変わっていきます。

ただ排気漏れではエンジンには不調はでていないので普通に走行できます。まずいのはエンジン回転をあげたら内部からガラガラと音が聞こえる時。これは内部の機械的な異音になるので修理代がかさんできます。

エンジンがアクセルを踏んでも吹けない場合は点火系に問題を抱えていることが多いです。スピードも出なくなりますので早くに整備工場へ行きましょう。

そしてエンジンのチェックランプ。通常の走行に問題がなさそうならO2センサ故障などが考えられます。フェイルセーフがかかっていると、修理をしないとまともに乗ることができません。

最後に臭いですね、これはオイル漏れやクーラント漏れが考えられます。オイル漏れはオイルが焼けた臭いが出てきます。クーラントが漏れると甘ったるい臭いが充満してきます。オイル漏れは油圧がかかるところでなければ急激に漏れることはありませんが、クーラントは粘度がない不凍液なので、場所によってはあっという間に漏れ出してオーバーヒートを起こしてしまいます。

自分が感じる不調はどれに当てはまるかで緊急性に変わってきます。

ブレーキの音はすぐに修理工場へ

ブレーキを踏んだ時にキーという音がする・もしくはブレーキペダルにガガガと振動がくるなど、ブレーキに不調を感じたらとにかくすぐに整備工場へ持ち込みましょう。

単純にブレーキパッドのあたりがうまくいってないブレーキ鳴きの場合もあれば、ブレーキの残量が減ってきているインジケーターの音かもしれません。

エンジンの不調で人命に直結することはありませんが、ブレーキは事故につながります。ブレーキを踏んだ時にキーという音が出たり、ペダルの踏み心地がおかしく感じたら修理を急がないと痛い目を見てしまいます。

足廻りの異音

以外と厄介なのが足廻りの異音です。

足廻りの異音にはゴトゴトといったガタつき系の音・ベアリング磨耗によるゴー音・ミシミシギシギシといったブッシュ磨耗などの異音があります。

特に足廻りから異音が聞こえてきたら、こちらもすぐに整備工場へ持ち込んだほうがいいです。

ゴトゴトという異音を発していれば、もしかしたらロアアームのボールジョイントにガタつきが出ているかもしれません。そうなると段差でボールジョイントが抜けてハンドル操作が効かなくなるといったことが考えられる。

そしてベアリングのゴーという音は大きくなると室内に相当響いてきます。こちらもベアリングが焼きついてしまうと、下手したらタイヤが飛んで行ってしまうといった自体に発展しかねないので、すぐに工場で見てもらいましょう。

アクセルを踏んでも加速しない

アクセルを踏んでも力がないという場合、原因がエンジンにあるのか駆動系にあるのかの区別は簡単にできます。

エンジンの力はミッションを介してタイヤへ伝わります。アクセルを踏んでもスピードが出ない場合、エンジン・ミッションどちらに原因があるのか?

これを試すのは車を停止している時に、エンジンが吹け上がるかどうか。これがポイントになってきます。きちんとエンジンが吹ければ、ミッションやクラッチなどの駆動系に問題が出てきます。

空ぶかしでエンジン回転が重たい場合、エンジンに問題がでていると考えていいでしょう。

中にはミッションやクラッチ以外にもブレーキを引きずっているというケースもあります。ブレーキの引きずりは車両火災にもつながるので大変に危険です。

不調を感じたらすぐに工場へ持ち込もう

毎日乗っているオーナーがなんだか車の調子が悪いな・・。と感じる時、大抵車が不調になっているのは間違いありません。

車って、正常な状態でないとおっかなくて乗っていられませんよね?

行きつけの整備工場を作っておいて、気になったら電話をするなりして相談に乗ってもらいましょう。

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