久しぶりにオイル交換をしました。
前回交換してから、2700kmほど走っています。軽自動車ターボでシビアコンディションに該当する為、2500kmごとに交換をメーカーでは推奨しています。
今回オイル交換をした際に、オイル添加剤を試すことにしました。
それがこちらです。KUREの多走行車というオイル添加剤です。僕は結構この添加剤を使っていますが、実際問題検証したことはあまりなかったんです。
今回じっくり腰を据えてテストをしてみます。
試すのはメインに使っているアトレーターボです。
この車、もうちょっとで13万キロに突入します。実はオイル消費がかなり激しいんです。初期のKFエンジンで、ピストンリングに問題を抱えているのだと推測します。
具体的には1000km走るとレベルゲージの半分くらいまでオイルが減ってしまいます。それをワコーズのエンジンパワーシールドを入れて、誤魔化していました。
エンジンパワーシールドは非常にすぐれている添加剤で、オイル消費がかなり改善されたんです。
しかし、その後3回ほどオイル交換をしたら、少しずつオイル消費が増えてきました。効果が減ってきてきたということです。
現段階でどの程度オイルが消費しているかというと、2500km走行時点で、レベルゲージ下限ギリギリまで減るようになってしまいました。
今回多走行車でどの程度オイル消費を緩和できるのか?
そこが一番注目しているポイントです。
前回オイル交換をしてから2700kmほど走っています。
まずは騒音計アプリで、エンジンのノイズレベルを計測してみました。
完全暖機状態で78dBほどまで下がっています。
オイルの汚れ具合はこの通りです。2700kmしか使ってないので、そこまで強烈には汚れていません。
オイルとオイルフィルターを同時に交換します。
1年近く使ってるので、汚れはまあまあですね。
多走行車を入れる前に、オイル交換をした状態での騒音レベルをチェックします。
完全暖機で81dB前後です。それほど違いはありませんでしたね。
入れたオイルは5W-30の部分合成油です。
これで多走行車を入れてみます。
オイルの清浄性や耐荷重がアップします。
オイル消費も緩和してくれるものです。
全部の量を投入。
その後5分程度アイドリングさせます。
完全暖機後の騒音レベルは依然として80dB付近。
オイル交換をする前、した後、多走行車を入れたあとのいずれも同等レベルです。
オイルの量はゲージぴったりに合わせてあります。
今後、1000km走行時点、2000km走行時点などでどの程度オイルが減っているのか?
その辺りを掘り下げて観察していこうと思います。
コンセプトは好きな添加剤ですが、どの程度効果があるのかは検証してませんでしたので。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。