オイル添加剤の中では比較的高価な部類に入る、KUREのDUALUBを前回のオイル交換時に入れました。
そこから約1500kmほど走ってみたので、感想を書いてみます。
デュアルブというオイル添加剤は2つの溶液に分かれています。オイル添加剤というと、ピンからキリまでいろんなものが出ています。
KUREでもいろんなオイル添加剤は出ていますが、このデュアルブというのは高価な添加剤です。
実際にしばらく乗ってみてわかったことをまとめます。
目次
デュアルブを入れてみて体感できたことは?
入れてからしばらく走ってみてわかったことは、エンジンの音が小さくなったという事。
特に低温始動時の音が小さくなりました。
寒い日のエンジン始動って油圧が上がるまで結構な打音が発生していました。それが明らかに減ったというのが一つ目の感想。
そして、ターボの過給音がスムーズに奇麗になった。これはどういうことかというと、アクセルを吹かし上げてターボを効かせると、昔ではタービンからノイズっぽい音が聞こえてきたんです。
それがデュアルブを添加してからは奇麗にキーンという回転音になった。イメージ的にベアリングの異音が小さくなったような感じです。フルフローだからそういう機械的な音ではないんですけど、ターボの音が奇麗になったのが分かります。
実燃費ではあまり変化はなし
僕は給油時に毎回燃費計測をしています。
ではデュアルブを添加してから、燃費に変化は現れたのか?
これは誤差の範囲でわからないというのが正直なところです。遠乗りすればリッター12km位。ちょい乗りでもリッター10km位。まあ10kmを割り込むことはなかったんですが、エアコンを使わなくなったしこんなものだろうなって。
最高燃費がリッター13とか14まで上がったのであれば、それはオイル添加剤の効果かなと思えるけど、いつも計測している燃費とさほど変化はありませんでした。
燃費が上下するかというと、それは体感ができていません。
オイル消費はどう変わったか?
最後にオイル消費はどう変わったか?
僕のエンジンは、走行1500km位走るとオイルレベルゲージがLOWを切ってしまうくらい、オイル消費が激しいです。
オイル交換からオイル交換までに一度はオイルを補充してあげないと、足りなくなってしまう。
1308km走行時点でオイル消費を計測してみました。
満タンに入れてあったオイルが半分を切っているのがわかります。
3分の2くらいは消費していますね。つまり、デュアルブを入れてもオイル消費が減るかというとそうではなかったということ。
オイル消費に関しては増えても減ってもない現状のままでした。
エンジンのフリクションを低減するという事に関しては秀でていることがわかります。燃費やオイル消費に影響がでるかというと、誤差の範囲内である。
これがデュアルブを1500kmほど使っての正直な感想です。
デュアルブを入れるとしたら、真夏とかサーキットを走るなど、エンジンに負荷をかける機会が多い時がお勧めかなと思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。