この前、本屋でカー雑誌を読んでいたら興味深い記事があったので紹介します。
それは、KTCのトルクレンチなんですが、普通のトルクレンチじゃなくてITトルクレンチというものなんです。
通常のトルクレンチとITトルクレンチの何が違うのかというと、締め付けるボルトにICタグを埋め込んでいるという点です。ITトルクレンチを使って、ICタグ付きのボルトを締付けると規定トルクになったらその情報をボルトとレンチにおいて通信するそうです。
具体的な例をあげると、ボルトにレンチをセットするだけで適正トルクのデータがボルトからレンチに送られて締め付けトルクが設定されるそうです。
当然ICタグを埋め込まれていても強度は問題無し。サイズは特別注文にも対応できるということです。
これを使うことで、締め付けトルクを完璧に守ることができるだろうし、履歴として作業を振り返ることもできますね。問題はコストだろうと思います。
だけどスーパーカーなどはこういったタグ付きのボルトで製作されるというのもなかなかいかもしれませんね。
これを突き詰めていけば、締め付けたボルトがキチンと規定トルクを維持できているか、つまりどこかのボルトが緩んでいないかをモニタリングできるようになれば、いろんな場面で役に立つでしょうね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。