自動車整備は工賃としてかなりのお金がかかるイメージがあります。
実際、整備指数表があり、この車のベルト交換は1時間ですよ。という取り決めがあります。
その整備指数1一時間に大体六千円位をかけたのが工賃になります。
タイミングベルト交換4時間なら4時間に六千円をかけて工賃は24000円という計算です。
工賃はバカにならないのでお勧めが一緒に一気に整備するもの。
タイミングベルト交換ならウォーターポンプとカムとクランクのオイルシールに加えて、
クランクプーリーも一緒に換える。クラッチ交換なら、ディスクとカバーとベアリングの他にパイロットベアリングとミッションマウント。それと一緒にフライホイールを外してもらってクランクのリヤ側のオイルシールの交換。更にはクラッチレリーズシリンダーとクラッチオイル。
工賃は一番奥のクランクのリヤ側オイルシールとプラスアルファ位に収まります。
工賃を浮かせられるのはもちろんのこと、クラッチをオーバーホールだけしたとして、後にクランクのリヤ側のオイルシールからオイル漏れが発生したら
再びミッションを下ろさないといけなくなります。正常な使い方をしていればクラッチは10万キロ位はもつ。
10万キロ走れば各オイルシールも堅くなり劣化を起こしている。というわけで一石二鳥な整備になります。
親切な整備士なら
「この作業を行う際一緒にやったほうがお得な作業はなんですか?」
と訪ねると教えてくれるはず。
それを引き受けてくれる整備士に出会えたら今後も親身になって車に接してくれることは間違いないでしょう。
本日は工賃を浮かすにはについてでした
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。