高速道路でいきなりタイヤがバーストするこんな経験に合ったことがある人は
恐らく殆どいないでしょう。
でもMHOはあるのです。忘れもしない平成19年3月10日。
高速道路上でいきなりタイヤがパンクそしてそのままバーストして走行不能。
当然ハンドル操作は効かなくなり一歩間違えば大惨事になりかねない事故。
前にもニュースでそのような悲惨な事故があったと報じられました。
では一体何故高速中でタイヤがバーストするのか?
実際にバーストしたMHOの家のタイヤを検証。
結果から書くと、MHOの家の高速でのタイヤのバーストは2つの原因に絞られると思います。
①スタンディングウエーブ現象によるパンクからバーストへ
②その他の要因でのパンクからバーストへ
スタンディングウエーブ現象はご存知かと思いますが空気圧の不足しているタイヤを高速回転させることによりタイヤにたわみが生まれてそのままバーストする危険な減少。
このは1月に車検を受けています。といっても整備は僕が行いました。
で、この車はなんと夏タイヤに履き替えないで7年もの間スタットレスタイヤだけで走行を重ねてきました。
そのタイヤも依然乗っていた日産マーチのタイヤをそのまま使用していたのでタイヤ自体は8年くらい前のもの。
車検で預かった際はものすごいロードノイズがしました。
で、タイヤを点検するとものすごく波打っていたのを記憶しています。
これだけ波打っていたタイヤが高速に行けば空気圧云々ではなくて物理上スタンディングウエーブ現象が発生した確率が高い。
そしてバーストしたのかもしれません。
そしてもう一つの要因。
それは見落としがちなここ
チューブレスバルブって経年劣化するって知っていますか?
点検は簡単。バルブを手で曲げてみてください
ぱっくりいっていますね。
チューブレスバルブというのはあまり交換するという部分では伝えられていません
が、MHOは声を高々にいいます。
もしタイヤを新品に交換してもらった経験がある人でその時にチューブレスバルブを交換していない人は早急に点検を。
そしてかなり古いタイヤを履いているひとも早急にチューブレスバルブを点検してください。
10年もちません。
このように手で曲げたらいとも簡単に空気が抜けてしまいます。
チューブレスバルブってすごい大切な部品なんですよ。
これが高速走行の回転の力に対する遠心力で少しずつ空気漏れを誘発。
空気が抜けて突如バースト現象に陥ったと推測します。
高速道路でタイヤのバーストが起こらないためにもチューブレスバルブはタイヤ交換時には必ず新品に打ち換えてください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。