高級スポーツカー市場について考える

高級スポーツカーというのは、やはり人間誰しも一度は乗ってみたいという憧れの対象になる車でもあると思います。

そして、それを手にするのは人生の成功者である。
人生成功を収めた人の多くが、高級スポーツカー市場のマーケットの中に入っていく。
憧れとか、ステータスシンボルとかそういった精神的満足を得るのが大半の目的である
高級スポーツカー市場。

ちょっと前の資料ですが、フェラーリが平成22年2月15日に2009年度の決算を発表。その内容によると販売台数は6250台であると。
6250台ですよ!?ワゴンRの月間販売台数よりも少ないんですよ?しかもこれがフェラーリの全車種を含めての年間販売台数であるということですよ!?

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6250台製造して販売すれば、経営利益が生まれると。営業利益は2億4500万ユーロだそうです。
この発表がなされた2月15日現在1ユーロは122円。
営業利益は298億円という計算でいいんでしょうか?いいんでしょう。多分。そうしておきましょう。
6250台車を売っちゃえば、やっていけるのだ。これはすごいことだ。
しかもお金持ちというのは、決まって同じ人が車を買うわけである。そう考えるとフェラーリには相当数のリピーターが世界各国にいるということになる。
高級スポーツカー市場というのはすごい市場だ。リピーターに買い替えを促進する。そして大半はOKを出してしまう。

そこから見出せるのは高級スポーツカー市場のターゲットになっているユーザー達は車の性能云々よりもやはり精神欲求を満たすために車を購入しているんだなぁということがわかってくる。

願わくはその性能を1度でも思い切り発揮させてあげてください。と。
僕は思った。

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