Categories: 日記・戯言

故障診断中にショートしてしまう

こいつが良くあるケースなんですよ。配線図が手に入らなくて、感を頼りに故障診断を進めていく。配線などはサーキットテスタで導通検査を行う。

アクチュエーターを強制駆動させる場合などは、カプラーの極数が多いほど難しくなってくる。
ある程度、サーキットテスタで探りながら試していきます。しかしどちらか一つが正規の結束だというようなシチュエーションに出くわしたりする。

そこで間違えて導通させてみると、副作用が出るのだ。それがショート。
先日もランドクルーザーの何かを診断していたら、ショートした。で、エンジンがかからなくなってしまった。
よく見たらメーターの表示も消えていた。探してみたらエンジン関係のヒューズが飛んでいた。
とある車の水温計を診断していたときのこと。センサーからの信号は正常で、センサーのカプラーをアースさせると針は動く。でも何か変なので、メーターを取り外して確認していた。
どうもメーターのカプラーの接点がイマイチなのかと思って、接点を起こしていたら誤って隣の接点と導通させてしまいショート。
やばい!と思って何が起こったかを確認。キーを挿してドアが開いているのにキー抜き忘れの警告音が出なくなった。他には・・・ルームランプがついていない。カーテシスイッチも機能していない。
よく見たらルームランプ系統のヒューズが飛んでいた。
正確な資料が無いままに故障診断を行っていくとやはりある程度のトラブルがついて廻ってきます。
販売した車の整備書くらいは手元に準備しておかないとやっぱりだめなんだよなと思った。

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