今の車って、どれもコレも本当に個性的なデザインをしていると思いませんか?
逆に昔の車って、みんな同じ形が多かったし、似たようなボディーカラーが多く感じた。
フェンダーミラーの白のセダン。パッと見ただけでは、なかなかどの車種だとかは分かりづらかった。
今では殆どの車の車種を言うことが出来ますが、車がなかなか覚えられなかった時期がありました。
会社に入ったころも、○○さんの家のマークⅡを引き取って来い。と、言われたものの、
マークⅡとはどんな形だったか・・・みたいな感じだったんですよ。クレスタにもチェイサーにも似ているし。
カローラとスプリンターみたいな感じですか?よく見るとエンブレムが違うみたいな。
セドリックとグロリアの違いもなかなか分からなかったです。そんな時代があったのに、
今ではみんな個性的な形ばかりですね。
個性的というのは響きがいいんですが、
逆を言うと部品単価が高くなってくるということがいえると思います。
シャーシやエンジンは大体共通していますが、ボディの外装パネルに至っては本当にいろいろな形ができた。
ミニバンからワゴン、セダンやら2シーターなど。特徴的なのがヘッドライトですね。
昔はシールドビームだから汎用性があった。でも今はHIDで、ヘッドライトというのは車のデザインを大きく左右する部分なのでみんなとても凝っています。
カプチーノのヘッドライトなんか片側で5万円以上するみたい。ヘッドライト自体もかなり大きくなってきていて、価格がかなり高い。これは割れてしまったら部品代が高くついてしまいます。
もう一つ個性的なのはいいんですが、部品の流通が少ないということ。裏を返せば、
納期に時間がかかってしまう。bBのテールが割れてしまっていたので交換したんですが、テールユニットで注文したらまず、2日かかった。
そして、取り付けクリップが付いていなくて、会社にある汎用クリップがはまらない。仕方なしにクリップを注文したらまた1日よけいにかかってきたなんてことがありました。クリップも汎用品ではなくて専用品を使っていたらしくいやはやな出来事でしたね。
個性はコストを上げるというわけではないですが、部品単体の使い回しが出来なくなることによってやはり部品代は上がっているんでしょうね。個性的故に・・という代償かもしれませんね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。