本日、車検で20万キロオーバーの車が入ってきました。聞けば、オーナーは毎日100km以上の移動をするそうです。一月に5000kmは走ってしまうそうです。年間でなんと6万キロ。
2年前の車検でタイミングベルトを変えたのに、今年の車検でもまたタイミングベルトを交換することになりました。さすがに20万キロオーバーで、さほど手が入れられていない車両。
いろいろと悪いところを洗い出して、見積もりを取ったら30万円に達してしまった。
内容をつたえると、オーナーはあっさりと
「お願いします」
と返答をしたのである。この車は30万キロまでは使いたいということだそうだ。
費用がかさむ理由はいろいろとあった。タイミングベルト関連。そしてブレーキパッドとローターを両方新品に交換。あと、ラジエターも新品に交換。
以前アッパータンクを変えたが、かなりつまり気味であった。それとマフラーだ。部品代が結構してしまうわけである。
室内は20万キロとは思えないほど綺麗になっている。どうやら本当に気に入っているようだ。
それならということで、細かい部分もいろいろと手を加えてあげるようにした。
ディスキャップとローターも交換。クーリングホースも全て交換。
一番ネックなのは、燃料ポンプだ。これは寿命が計り知れない。換えたほうがいいことはいいが、オーナーは、止まったらすぐに連絡しますから。といってくれた。
オルタネーターも一度リビルトに交換してあるが、大丈夫だろうか?
それにしても気にっている車だと、車検代というのはあまり気にならないものなのかもしれない。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。