Categories: エンジン電装系

通常よりも高性能。だけど寿命は従来通りで値段は2倍以上する片白金タイプのプラグの意味がわからない

片白金タイプのプラグというものがあります。

有名どころだとKR7AI。これはスズキの軽自動車によく採用されているプラグになります。

性能は通常のプラグよりも高性能です。ですが、寿命は通常のプラグと同じで2万キロ程度で交換を推奨。

ただ問題なのが価格。これが他の長寿命タイプのプラグとほぼ同じ価格なんです。

このプラグが僕は嫌いです。

その理由として、お客さんに2万キロを超えているのでプラグの交換をオススメするわけですが、一本当たりの単価が高い。通常プラグの2倍ちょっとするわけです。

だけど、寿命は同じ(悲)

このKR7AIを逆にDCPR7Eに戻してやろうか?って何度も思っちゃうんですよ。

DCPR7Eなら1本600円程度。

KR7AIだと1本1500円近い。

では、KR7AIとDCPR7Eの体感できるほどの性能差があるのかというと、おそらく一般ドライバーにはまったくわからないと思うんですよ。

燃費だって誤差程度ですし、乗り方にもよるでしょうしね。

体感できない高価なプラグを2万キロごと交換するのなら、通常のプラグにデチューンしてあげる。これもプロならではのアドバイスなのではないかな?

それか同じ価格を出すのならDENSOのイリジウムタフにする。そうすれば寿命は10万キロOKになるわけです。

そう考えると、片白金タイプのプラグってどうなの?って疑問が湧いてくるんですよ。

その価格のプラグを純正で装着してくるのなら長寿命タイプであるべきだ!というのが僕の持論になります。

なので僕は片白金タイプのプラグが嫌いなのです。

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