加齢による運転技術の衰えというお題です。僕も30代になりました。20代の頃とはまた少し
運転の感覚が変わってきた。それらを踏まえて加齢による運転技術の衰えというタイトルです。
まず、20代の頃と何が変わってきてかというと夜間走行。目が疲れやすくなってきているのが
良く分かります。
視力は両目とも裸眼で1,5あるのだけれど、夜間の走行は目が疲れてさらに脳みそがくたびれてくるのが分かってきた。20代の頃は夜のドライブなんてこんなに面白いものなんてないと思っていたくらいですが、今はあまり夜にドライブしたいとは思わなくなりました。
そして、ちょっとショックだったのがクラッチミートが下手になった。恐らく同乗者には分からないレベルなんですよ。
でも、自分自身でアクセルで少し帳尻を合わせているときがある。クラッチミートがピンポイントではなくなった。実際愛車は、発進時に超微量であるがクラッチジャダーを起こし始めているのが分かる。
まぁもしかしたらクラッチの調整をして自分好みのクラッチの繋がりにしてやらないで使っていたのが災いしたのかもしれないし、はいている靴のせいかもしれない。
何しろボクはクラッチミートはかなり気を使う男です。自分の車がATの同僚の横に乗せてもらうとかなりクラッチミートが不快に感じる。がくんがくんと強力につなげることがある。これは嫌だ。
ブレーキングとクラッチミートはスムーズに行ってきただけにこれも加齢のせいなのかもしれない。
以前も書きましたが、うちの工場のお客さんで年をめすたびにクラッチのOHが速くなってきている人がいる。
僕が一番驚いたのは、なんと走行60kmでクラッチを完全に滑らせてしまった人。
車を新車に乗り換えて、そのミートポイントが今までの車と違っていたのかもしれないが、かなり速い。
当然この人は車を降りた。クラッチは10万キロはもつ部品でもある。
年を重ねるたびに、感覚が鈍くなってくる。視力・聴力・嗅覚など車の運転に必要な感覚も遠くなっていく。
もし加齢で運転が下手になったと感じた方はAT車をのるようにしたほうがいい。MTだとやはりクラッチの問題で、ランニングコストがかかってくる。感覚が鈍らないうちにATの運転に慣れたほうが後々のためだ。
うちのお袋も車を買い替えるときボクに相談してきた。僕は迷うことなくATで4WDのモデルにしろと言っておいた。
2WDでは走行に支障をきたすシチュエーションも4WDなら安心だし、ATならば60歳のお袋様もまだまだすぐになれる。
先日軽トラックをお袋が運転していたが、いつもATばかりになっていたせいか、相当クラッチが
下手糞になっていた。でもこれでいいのである。体が鈍くなってきたらこそ機械にサポートしてもらうというのが一番なんだとボクは思う。やはり体がきちんと動いている若い時代こそMTに乗るべきなのだと。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。