Categories: 駆動系

クラッチOHは体が痛くて痒くなるのは自分だけですか?

自動車整備士をやっていると、仕事の内容によっては、体が痛くて痒くなることがよくあります。
まずはクラッチのOHがそれに該当する。ミッションを下ろして内部のクラッチディスクなどを交換するんですが、この時にディスクの粉を食らってしまうと大変。
体が痒くなります。実際、花粉症でもないのにくしゃみが止まらなくなったりする。
大型自動車のドラムブレーキを開けても同様。多くのブレーキダストが体にかかっちゃうととても痒くてチクチクすることがよくある。

続いて体が痛くなるのはどんなときか?これはもう火を使うときだ。
外せないマフラーなどを外すときに、形の無いボルトを酸素とアセチレンガスで溶断する。
このときの火花が体を痛くする。結構な防備をまとっていても、どこかしら火が
跳ね返ってくることがあるのでしょう。体が痒くて痛くなる。
溶接もそうだ。ワンオフのマフラーを作っているときなんか最悪だった。溶接火花で火が跳ね返って痛くなるし、パイプを切断しているときの切断機の火花やカスなどが体に飛んできてそれはそれはトゲが体に刺さっているような感覚になる。
こうなったら一刻も早くお風呂に入りたくなるのである。
今日も久しぶりにクラッチをOHしたら、体が痒くて痒くて仕方が無い。気をつけて作業をしていたけれど、やはり少量ダストを食らっているようだ。
花粉症じゃないのに、くしゃみが出て鼻水がとまらなくなった。
体が痛くて痒くなる仕事。自動車整備士には日常茶飯事なのでありました。

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