会社の元先輩の車の車検整備をする意味

最近の僕の心の風物詩になりつつあるのが、会社の元先輩の車検整備を行うことだ。
これはある意味テストみたいなものである。僕は今の会社にお世話になったのは、もう12年前位からだ。

現在の自動車整備に携わっているのは9年くらいになるだろうか?
さすがに12年も組織に属してくると、いろいろな人たちに支えられて成長をしてくる。
お世話になった恩人や先輩は数知れない。そういった人たちの車の車検整備をうけたまわる。
これは緊張もする。しかし成長をした自分の姿を車検という形で表すことでもあるのだ。
元整備士の先輩の車検をした。先輩は30年自動車整備を行ってきた人である。小手先の
整備ではまったく駄目なのだ。全力を尽くして行うのである。

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整備士をしていなくても、車が好きな先輩もいる。基本に忠実に整備をしないといけない。
オイルの入れすぎ、クーラントの入れすぎ、バッテリー液の入れすぎ、こういったことを
気をつけながら少しずつ油脂を調整する。
操作性にこだわる先輩もいる。車検整備をして操作性が一番変わるのはサイドブレーキの
引きしろだ。サイドブレーキをまずは調整する前に引いてみる。少しだけ甘いと感じる。
サイドブレーキを調整しなおす。ちょうど良くなる。これは結構大切なことだ。
最初にサイドブレーキの引きしろを確認しないままに、ドラムで調整するときつくなりすぎることがある。
そういうことを気をつけないといけない。
会社の元先輩の車検整備をするというのは、たまに僕に訪れる試験のようなものなのだ。

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