最近の純正エンジンオイルは部分合成油、化学合成油になってきた

町工場で働いていると、車を各ディーラーから販売店契約をして卸して貰っている。
なので、うちの工場での顧客データはディーラーでもある程度把握をしている。そしてクレームなどの不備が出たときにはディーラーで保証修理をしてもらうことがよくある。

この間も某ディーラーに行って、クレーム作業をお願いしていました。その時、ショールームに掲げてある整備料金の看板を見てちょっと考えることがあった。
それはオイル交換の代金だ。結構高いんですよね。やっぱり1リットル1000円位からの料金が殆ど。各ディーラーともに上級グレードのオイルも備えていて、それらをつかうともっとお金がかかる。
車によっては交換工賃を取るものもあった。

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実際カーディーラーで一リットル1000円するエンジンオイルをインターネットで検索してみた。
一番最安値はいくらなのか?そうしたら20リットルのペール缶で7500円というものが存在した。
7500円を20リットルで割るとリッター375円だった。

ディーラーでエンジンオイル交換を依頼すると、約3500円かかる作業が家だと1312円ですむ。
この差額2200円は工賃と廃油処理代が込まれていると思えば納得もできる金額かもしれない。
それにしてもうーんと思ってしまった。

純正エンジンオイルって、間違いのないオイルでもある。だけどそれほど秀でた性能を持っているのかというと、グレードにもよって来る。鉱物油はやっぱりそこそこだし化学合成油は性能がいい。
でも殆どのエンジンが普段の町のりを考えて作られているわけであって、鉱物油のエンジンオイルを基油として製作されている。つまりエンジンテストをしているエンジンのオイルは純正油だ。
純正エンジンオイルを使っていれば、間違いはありませんということになってくる。耐久テストも行っているからね。

それにしても高い。リッター1000円も取るのであればやっぱり化学合成油まで行かなくても
部分合成油位の性能を誇っていて欲しいなぁと思ってしまいました。

最近の低燃費純正オイルは部分合成油くらいがほとんどになってきましたけどね。

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コメント

  1. nk3 より:

    ディーラーのオイルはホントに高いですね。
    なので、オイルはネットでペール缶買い、交換はセルフでやってます。
    近くのホームセンターでは、廃油引取りしてくれるので助かります。

  2. MHO より:

    最近はディーラーでもオイル会員みたいなものを始めているので、そういうのを利用するのもいいかもしれないですよね。