純正部品か、それとも社外部品か?
これは結構なテーマです。車には純正部品と社外部品というものが存在します。ディーラーで使われるのは当然純正部品です。
基本的に純正部品を使わないと、保証の対象外になるケースもあります。
ただしかし、純正部品は社外部品よりも値段が高いのが一般的。そこで、純正部品と社外部品の使い分けについて考えてみます。
この写真はオイルフィルターなんですがオイルフィルターも、社外と純正では当然違います。
エンジンをOHして、初期あたりが出たら、その金属を通過してしまうフィルターだと困るし別に普通に使っている分のエンジンなら、そんなに細かいゴミまで出ないだろうし。
社外品のほうが値段は安い。でも純正のほうが安心。
なので、重要なところは純正をお勧めします。
先ほどのオイルフィルターの件でもそう。頻繁にオイル交換をする人は社外のオイルフィルターでもいい。だけど滅多にオイルを変えない人はスラッジやらゴミやらたくさん出るから純正オイルフィルターがいいということですね。
ブレーキパッドなどは、社外部品でもしっかりしたメーカーのものなら問題ありません。社外部品でアケボノなんかはF1で採用されているメーカーでもあります。
そんなアケボノのブレーキパッドは純正品より安い。その他のメーカーでもしっかりしたブランドものなら問題無し。
では純正を使ったほうがいい場所はどこかというと、タイミングベルトやクラッチなど。
中古車でレガシィのタイベルを交換しようとして、社外品を使ったんですが上手くかからないんですよ。純正よりほんのちょっと短い。どうしても駄目なので、純正を手配したら簡単にかかった。
中古車などは儲けを出すために社外品を組み込むことが多いですけど、この時ばかりはやはり
クラッチのレリーズベアリングもそう。
社外のものだと、上手く固定ピンがはまらなかったりするんですよ。
純正とちょっと形状が違ったりして。なので、重要な部位にいたっては純正を使うようにしたほうがいいと思います。
純正と社外品をうまく使い分けることでランニングコストを下げることができます。なんでも純正にこだわらなくても大丈夫です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。