毎年5月になると、自動車税の時期ですね。
今年も支払い時期がやってきた!自動車税をおさらい! #SmartNews https://t.co/Oj8Q8VZYsg
— チームMHO (@teammho) 2018年4月7日
記事にもありますけど、自動車税っていうのは排気量別に金額が変わってきます。
500cc刻みで金額が5000円ずつ上がっていくわけです。
1.0L以下は29,500円。
1.0L以上~1.5L以下は34,500円。
1.5L以上~2.0L以下は39,500円。
このあたりまでが主流ですね。
軽自動車は平成27年4月1日以降に登録されたものは税率があがっています。
従来の金額は
軽乗用は7200円だったものが10800円になっています。
軽貨物は4000円だったものが5000円に値上がり。
この軽自動車税が値上がりしたタイミングで、若干の規制緩和を入れて欲しかった。排気量を660ccから800ccまで拡大するとか、4人乗りを5人乗りまでOKにするとか。
規制は据え置きです。
自動車税で一番高額なのが
排気量6.0L以上でなんと金額が111,000円!!
どんな車が該当なのかというと、カマロやコルベット。フェラーリにランボルギーニなど。やはりスーパーツポーツやスーパーラグジュアリーは税金も強烈!
自動車税でもう一つ気をつけないといけないのが、年数です。
新車登録から13年経過した車は自動車税と重量税が15%程度あがってしまう。さらに18年経過するとまた自動車税・重量税ともに値上がりする仕組みです。
対して、エコカーであれば減税や減免の措置をとってもいます。
新しい車には優しく、古い車には厳しい税率ということですね。
自動車税について、車検に関しても気をつけないといけません。
まず、5月30日までは前年度の自動車税が納付してあれば車検を取ることが可能です。
車検を取るときに、陸事に提出しないといけない書類の1つに納税証明書があります。この納税証明書は、自動車税の納付書の一部で、納付した証明印を収納機関で押してある。これがないと車検を継続することができません。
もし紛失してしまった場合、普通車であれば陸事の中にある税務分署で確認をとって証明に変えることができますが、軽自動車税は市税になるのでそれぞれ市町村の役所で証明書を交付してもらわないといけません。
5月31日以降に車検の継続書類を陸事に持ち込もうとすると、新しい自動車税納税証明書が必要になります。ここに落とし穴があります。
軽自動車は先ほども記載した通り市税です。市税は口座から引き落とすことができます。自動車税を口座引き落としに設定している人は、証明書が郵送で送られてくるんです。
このタイムラグが困るんです。
車検は6月1日に終わってる。だけど、自動車税の納税証明書がまだ送られてこない。証明が取れない間は保安基準適合標章で運行するしかない。ただ、保安基準適合標章の有効期間が検査をした日から15日です。
この間に陸事で登録しないとダメになっちゃう。
納税証明書が郵送されてこないのなら、市役所で証明書をとればいい!と思うでしょう?ですが、市役所のデータに反映してくるのにもタイムラグがあって、その前の日に納めたという場合は証明書を発行するのが難しい。
例をあげると
車検があるから5月30日に自動車税を納めた→だけど納税証明書を捨てちゃった→証明書を市役所で発行してもらおうにもタイムラグがあるから発行できない。
こういう場合です。なので、猶予を持って自動車税は納めておいてください。
もし、自動車税をすぐに払えないなぁ・・。という人で、車検の満了日が6月末の人は、車検だけを5月30日以内にやっておけばいい。
昨年の納税証明で継続することができますから!あとは夏のボーナスで自動車税を引っ張って・・・。
周りにもこういうケースが結構います。
他にも裏技で経費を安く車検をする方法があります。13年や18年経過した車は重量税があがってしまうというもの
僕は、5月に13年越えになるということなので、車検の期間を4月に短縮しました。こうすると、5月に13年越えになるけれど、4月末に車検期間を継続すれば継続時には13年経過していないので重量税が安いまま車検に通すことができます。
これは車検の満了日が6月の頭や5月末の人だけにオススメ技です。実際車検の期間は1ヶ月弱短くなちゃうし、次回の車検からはやっぱり13年越えの税率になるけれど重量税の上がり幅を勘案しても短縮するのはお得だなと。車検期間の短縮は特に必要な手続きはありません。通常1ヶ月前からできる車検をさらに前からやっちゃうだけ。業者は
「なんでこんなことするんですか?」
と質問する人もいると思います。重量税を安いまま車検に通すためですと答えてください。多分こういった裏技を知ってる人は、ある程度登録業務にも詳しくないとダメです。今自動車業者はほとんどがパソコンで管理していると思います。1ヶ月以上前に車検を通す場合とそうでない場合で概算見積もりを計算してもらうとわかると思います。
我が家の車も13年越えてるから、自動車税が上がってしまっている・・。
5月といえば税金まみれでいやーな月ですよね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。