冬にあると安心なジャンプスターターの選び方!リチウム型とコンデンサ型の違いとメリットデメリットなど

冬になると、外気温下がるためにバッテリーの比重もさがってきます。

バッテリーが弱くなると、エンジンがかからなくなる。冬の車屋さん出張用件ナンバー1といっても過言ではないほど多いトラブルです。

その時、役に立つのがジャンプスターターです。

ジャンプスターターっていうのは、バッテリーの代わりに電気を供給してジャンピングしてくれるものです。

数年前から小型化されて、プロが使うものから個人でもお手軽に買えるようになりました。

僕も今までジャンプスターターは4つ買いました。

ここでは、初めてジャンプスターターを買う人に種類とそれぞれの特徴、メリットデメリットなどをお伝えします。

リチウムイオンバッテリータイプのジャンプスターター

まずはリチウムイオンタイプのジャンプスターターから。

こちらの特徴は、いろんな用途に使えるということでもあります。

メリットの一つでもあるんですが、USB電源として使えます。つまり、車のジャンピングをするだけじゃなくて、スマホの充電もできる。

あとはライトを備えているタイプも多いので、簡易的な懐中電灯としても使えます。

USB電源はスマホの充電だけじゃなく、タイヤの空気入れとかにも使えたり。

いろんな用途で使えるのでお勧めです。

ではデメリットはなにか?

やはりリチウムイオンバッテリーなので、危険性があるということ。特に落としたり衝撃を与えるのはNGです。

僕も経験があるのですが、エンジンをかけようとして1回でかからなかった場合、きちんとジャンプスターターを休ませて2回目をやらないと駄目なんです。

理由は熱を持ってしまうから。

それを無視してひたすら連続して使っていたら、本体が膨らんだことがあるんです。そのまま使用を続けていたら、もしかして爆発していたんじゃないかなって。

便利なリチウムイオン型ですけど、危険が伴うという事です。

コンデンサタイプのジャンプスターターのメリットとデメリット

次にコンデンサタイプのジャンプスターターです。

まずメリットはなにか?これはリチウムイオンバッテリーを積んでいなく、コンデンサを搭載しているので安全であるということ。これにつきます。

そして寿命が長い。リチウムイオンバッテリーってスマホのバッテリーと同じです。しばらく使ってくると内部のバッテリーが劣化してくる。

コンデンサタイプのものはこの劣化が起こりにくく長寿命であるという事。更にリチウムイオンタイプと違って事前に充電する必要はありません。残ってる電気を吸い上げる為、そのまま持ち出してOK。

ではデメリットは何か?このタイプは車両に残っている電気を吸い上げて増幅させてエンジンをかけます。

つまり、空っぽになったバッテリーには使えないんです。

完全にバッテリー上がりを起こしている車にはつかえないという致命的な弱点があります。実際に買って、試してみたんです。

元気な車から電気を吸い上げてそれを空っぽになった車に放出できないかなと。それは出来なかった。

あくまで、バッテリーにある程度電気が残っている車にしかつかえない。そして、電気を吸い上げている時間はバッテリーの状態に比例するので、空に近いほど吸い上げる時間がかかります。

これが最大のデメリットです。

あとは他の用途には使えない。リチウムイオンタイプと違って内部に電池が入ってるわけじゃないので、USB電源としては使えない。

一番賢い使い方は元気な車から電気を吸い上げておいて、救援車につないで放出する。

こうすると時間もかからないし何度でも行けちゃうので便利です。

両方持っておくことに越したことはないけど

ではどちらを買えばいいか?

初心者には安価で便利なリチウムイオンタイプをお勧めします。

ただし、使い方を誤らないこと。

連続してジャンピングするときは必ずインターバルを取ってください。でないと本体が膨らんでくることがあり危険です。

コンデンサタイプのものはどちらかというと、救援機会が多い業者向けですね。出張などでジャンピングする機会が多い業者さんにはこちらをお勧めします。

実際にコンデンサタイプのジャンプスターターを使った動画です。

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