日記・戯言

現役整備士が今更JAFに加入した理由は何か?

とうとう加入しました。

ずっと前にJAFには入っていたのですが、整備士になって自分で車の修理ができるようになってからはいらないかなと、継続してなかったんです。

しかしそれから時は流れて、今更ながらJAFの会員になりました。その理由はなんなのか?

今、JAFへの加入を僕は強くお勧めします。特に新しい車に乗ってる人は入っていた方がいいと思います。その理由を書いてみます。

スペアタイヤがないのでバーストしたら立ち往生

まず一つ目の理由。それはタイヤのバーストによる立ち往生です。

今の車って8割はスペアタイヤを積んでません。その代わりにタイヤパンク修理キットが入ってます。しかし、普通のパンクならまあ良いんですけど、タイヤの横を破いてしまうようなバースト状態になると、パンク修理剤は意味をなしません。

その時点で走行不能になるため、レッカーを要請しないといけない。遠出する時は必ずスペアとしてノーマルやスタッドレスを積んでいくような、用意周到の人はいいんです。

がしかし、僕はそこまで荷物を抱えて出かけたくないのです。

今JAFはバーストした車に対してどうしてるかというと、タイヤを貸出するサービスをしているようです。一度貸し出されたタイヤを履いてきたお客さんに遭遇しました。

どこでタイヤを付け替えてもらっても、最寄りのJAFの営業所へ返却すれば良いシステムです。確かにJAFだってバーストくらいでレッカーするのもね。という話なんでしょうね。

特別なタイヤではない限り、タイヤを貸してくれたりレッカーしてくれる。これが一つ目の理由。

電動化車両はシステムが立ち上がらないとお手上げに

うちはシエンタのハイブリッドを使ってます。

もしこの車のハイブリッドシステムが立ち上がらなかったらどうするか?補機バッテリー上がりくらいならジャンピングしてなんとかするだろうけど、そうではなかったらお手上げです。

昔の車みたいにイグニッションの接点をその場で直して、エンジンを始動して乗ってくるとかそういう芸当はもはやできません。

電気自動車もそうでしょうけど、システムが立ち上がらなければ不動車です。いくら整備を生業としていても、専用のテスターと施設がないと修理ができない。

技術があったとしても立ち往生です。それは困るので、JAFに入りました。

近くに車屋さんが幸運なことにあったとして、そこのお店では直せないかもしれない。そうなるとレッカーしてもらわないとダメなわけで。任意保険のロードサービスでは賄えない状態におちいる事が想像できます。

そんな時JAFを呼べばアドバイスもくれるし助けてくれますので。

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もしまだJAFに入っていないのであれば、特に新しい車ほど加入しておいた方がいいですよ。

車を毎日使う人は特に。