色褪せるレンズ類

車はレンズと呼ばれるものがたくさん使われています。
レンズですが、かるく数えて見てもヘッドライトレンズ、ウインカーレンズ、テールレンズバックレンズ等など。そこにランプが点いている物にレンズが存在すると言うわけですね。
このレンズですが、経年劣化で色あせてきます。

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レンズが色あせてくるとどうなるか?これは3つの問題があげられてきます。
まずはかっこ悪くなる。色あせたレンズをまとっていると、とにかくかっこ悪い。見た目的にかなり古さをなびかせてしまいます。2番目に、光量が減る。ヘッドライトが曇ってくる。
そうすると光量が実際に減るんですよ。ライトの光がレンズを透過しにくくなると。
明らかに暗くなってしまいます。そして3番目に挙げられるのが一番の問題ですが、車検に通らなくなることがある。ということですね。

レンズの色あせによる車検不適合は2つあります。
まずは先ほども書きましたが、光量不足。ヘッドライトで規定の光量を確保できない場合は保安基準に適合しなくなります。そして2つめとしては決められた色を発光できなくなる。
これはレンズが色あせて、そのレンズを透過させて発色させている明かり。
これが保安基準で不適合になってしまう。ウインカーならオレンジ色じゃなければいけないのにレンズが色あせて、オレンジに見えなくなってしまう。
ブレーキも同様ですね。赤色でないといけないんですが、色あせたレンズを透過させると
赤色がオレンジから白っぽくなってしまう。これはリコールの対象にもなってしまったほど。
ハイエースやスズキのジムニーなどがそうですね。
最悪車検を通す場合には、レンズじゃなくて、球を換える。赤い色をした球が売っているんですよ。
それは球自体で赤く発光するので、レンズがクリア状態になっていたとしても大丈夫。
ウインカーも同様です。ウインカーはクリアタイプのウインカーレンズに交換すると
大体がアンバー色の電球が付属されているはず。これも車検対策ですね。

というわけで、色あせるレンズというのはなかなか厄介なものなのでした。

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