ガソリンエンジンであれば、スパークプラグという部品を使っています。燃焼室に点火火花をおこす部品です。
プラグには種類があり、普通のプラグは大体走行2万キロ程度で寿命を迎えます。最近ではイリジウムや白金を使ったものを新車の時から装着していて、そういったものは10万キロまで無交換でOKという耐久性を備えています。
走行距離が多い車だと頻繁にプラグを交換しないといけないので、10万キロの耐久性を持っているプラグはありがたいですよね。
今回チョイスしたのがDENSOのイリジウムタフです。イリジウムタフは0、4mmという極細の電極にイリジウムを使用して、10万キロ無交換という耐久性をもっています。
プラグ交換は簡単な車もあれば、非常に面倒くさいものもあります。面倒くさい車になら尚更イリジウムタフを使うべきであると思いませんか?
カプチーノの場合、いろいろなホースを外して、更にカバーを外さないとプラグにたどり着けません。
ようやくプラグコードがお目見えです。
3気筒なので、プラグは3つ。
プラグコードを外してプラグレンチでプラグを外す。
プラグを外しました。
このプラグは普通のプラグです。無理して走行5万キロ近くまで使用しました。
今度はイリジウムタフを装着します。
プラグレンチにセットして1本ずつ取り付けて行きます。
落とさないように。プラグを落として、ギャップが縮まるとエンジンがかからなくなったりします。
装着完了。
さて、その効果のほどは・・・。
まず始動性がよくなりました。これはよくわかりますね。まあ、今まで付いていたのが摩耗していたプラグなので当然だと思います。
続いて、アイドリングもいい感じに安定するようになりました。この車両は21万キロを超えている車両なんですが、アイドリングがちょっと頼りなかったんです。それが改善されています。
最後はやっぱり超寿命である。ということにつきますね。
プラグには品番や番数がありますので、ご自身の車の使用されているプラグをチョイスしてください。
イリジウムタフは定価だとそこそこ高いんですが、インターネットだとかなり安く購入することができます。通常のプラグの2倍程度の価格になりますが、寿命が5倍であるということを考えれば、やはりイリジウムタフを使った方がコスト的にも有利ですからね。
おすすめのプラグです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
同じEN07エンジンでもプレオのシングルカムエンジンと
ヴィヴィオのシングルカムエンジンでは点火コイルが違うので
イリジュームプラグの劣化はぜんぜん違う・・・
ヴィヴィオはディストリビュータ有りなので(年式で違うけど)1回転につき1火花!
同時点火になったEN07エンジンは接地電極も減りはすんごく早いです!!(寿命は半分か?)
2気筒のレックスの時はNAでもS/Cでも同時点火・・でも
1番と2番のプラグをローテーションで使ってました。
2コイルの同時点火はプラグの減りが2倍速いですからね。