KUREのインジェクタークリーナーです。
先日、O2センサーの点灯理由として、
エンジンオイルの量の入れすぎによるブローバイ増加、ブローバイのかき上げによる
インジェクターの詰まりにより燃料がリーンになるという記事をお伝えしました。
いわゆるO2センサーが点灯する原因。
でもってO2センサーの故障でとりわけ多いと感じるトラブルを紹介。
これは振興会でも注意しろって言われたトラブルね。
それは空燃比が薄くなってしまうもの。
つまりリーン状態です。
なぜ燃料が薄くなってしまうか?
その原因を考えれば、おのずと答えにはたどり着きます。
燃料が薄くなってしまうということは
一番怪しいのは燃料系でしょう?
そうでしょう?燃料が薄くなるので燃料系以外のトラブルって考えると
エアクリーナーを外して走ってるんかい?位しか考えられない。
そうです。なかなか考えられないことだと思うけど
インジェクターが詰まっちゃうってケースが多いんですよ。
今のエンジンのインジェクターって、マルチホールインジェクターって言って
小さい穴がたくさん開いている。
で、その穴が小さいから、ゴミなどですぐに詰まっちゃうんですよ。
ブローバイガスの混入
これがおおきな問題になります。
まぁかすかすなエンジンなら、ブローバイも吹きまくっちゃいますが、
通常の新車のエンジンでもありがちな人的トラブル
それは
エンジンオイルの入れすぎ
エンジンオイルってFとLの間にあればいいもの。
それが結構な確立で、オイルを入れすぎる人が多いんですよ。
業界の人間でさえも、ガソリンスタンドの店員も。
そうするとオイルの量が多くて、クランクシャフトがオイルをかきあげ、ケース内の
内圧が高まってブローバイガスがどんどんとインテークへ戻される。
でもって、それがインジェクターのマルチホールを詰まらせる原因になる。
とまぁ詳しくこの記事を読みたい人は過去ログでそのうちアップします。
それで、インジェクタークリーナーですよ。
やっぱりインジェクターも長い間使ってくると汚れて詰まってくるんですよね。
それを一度綺麗にしてあげようって。
で、ブローバイによるインジェクターのホールの詰まりは
インジェクター内部というよりも表面の汚れですよね?
ブローバイはインジェクターが直接吸って噴射しているわけじゃなくて
インテークマニホールド内でインジェクターの先っぽについてしまうからね。
これも以前お伝えしましたが、スロットルの洗浄。
キャブクリーナーでスロットルと吸気系統をクリーンにするというもの。
これだけではインジェクターの表面が多少綺麗になるくらい。
でももっと内部も綺麗にしたいじゃないですか?
だからこのKUREのインジェクタークリーナー
インジェクターって言うのは水道の蛇口と同じなんですよ。
ただ開いているか?閉じているか?
そこに一定の圧がないと全然駄目。
水道だってそうでしょう?元栓をきっちり締めた状態で
水道管に残っている水を出そうと思って蛇口を全開にしてもちょろちょろしか出ません。
水道管の中をきっちり圧力をかけておくと水道を空けただけたくさん水が出てきます。
インジェクターもこれと同じ。燃料ポンプできちんとした燃料圧力が作られていないと
インジェクターが開いても燃料はちょろちょろとしか流れません。
で、その先が詰まっていればなおさらですよね?
で、燃料ラインを洗浄しながら、最終的にはインジェクターのホールも綺麗に洗浄してくれるアイテムです。
一本で2回分くらいになります。
先にインジェクタークリーナーを入れて、ガソリンを満タンにすればOK。
走っていくにつれてインジェクターの汚れを落としていきます。
スロットルの洗浄ももちろんアイドリングなんかに影響がでるからするべき。
でも、このフューエルラインとインジェクターの洗浄も大いに効果があると思います。
とくに距離を乗っている車は是非一度実施することをお勧めします。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。