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車のインターフェースと燃費向上

車のインターフェースと燃費向上などという題材で。GO
現在全メーカーが切磋琢磨で行っている技術。それはやはり省燃費技術でしょう。
従来の10・15モード表記からこれからJC08モードにカタログ記載値も切り替わりつつあります。
まさに省燃費技術が、今日におけるガソリン・ディーゼルエンジンの最後の取り組むべき課題。
といったところでしょうか?ガソリンエンジンに変る代替燃料もどんどん開発されています。
ならば、既存のガソリンエンジンでいかに燃料を食わないようにするか。

10人人間がいるとします。
10人が同じ車で同じ道を走ってみる。消費燃料はどうか?
おそらくばらばらでしょう。間違いなく、いや、100%は同じ消費量で走ることなど不可能。
つまり省燃費というのは技術という観点だけから追っても駄目。
いわゆる

「使い方」

これが省燃費にする最大の方法なんだと。
ある人はアクセルはいつでも全開。ある人は暖機運転しっぱなし。ある人はコールドスタートから全開。
ある人は制限速度をキッチリ守る。
こんなユーザーの条件を統合して技術である程度省燃費を図っていますが、
ならば、ユーザーの動きを制限してしまえ。という新技術が、以前発表された
日産のインテリジェント・ペダル。これはフーガに搭載されましたが、
これは先行車との車間距離や速度に応じて、ドライバーの操作をアシストし負担を軽減させるもの。
インテリジェントペダル(ディスタンスコントロールアシスト)は、頻繁に加減速を繰り返す状況で
車間を維持する操作をアシストし、ドライバーの負担を軽減する世界初のシステムです。

つまりユーザーが操作を行うインターフェースであるアクセルペダルに対して
ECUがある程度の制限を行うと。これを突き詰めていけば、10人が走行して10人とも限りなく同じ燃費に
近づけることが出来るんだと思います。
逆をいうと、この考え方を完成させると

「自動操縦システム」

ができあがるんだと。走行条件、気温、湿度、風力、路面状況などが全て一致すれば
同じ燃料消費率で走ることができると。まぁ同じ走行条件なんてそれこそ万に一つもないんでしょうけど。
ユーザーの動きに制限を持たせる。これは新技術を徹底的に開発するよりも省燃費に貢献するのでは?
突き詰めたやり方で燃費を向上させるには向きませんが、平均値をずっと上げることが出来るんだと思います。

いろいろ問題のある自動車業界ですが、やはり突き詰めていけば自動操縦になってしまうのだろうか・・
ちょっと寂しい気もしますね。

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