新車を販売する時、雪国はスタッドレスタイヤをセットで販売するのがほとんどです。
営業が車を販売する時、スタッドレスとアルミホイールをセットでつけるんですが、タイヤメーカーにアルミホイールとセットで組み込んでもらっておいて、車と一緒に納車するのです。
相当車好きな人はホイールもチョイスしますが、大体の人は汎用のホイールで満足します。そのため、ブリヂストンやら横浜タイヤに依頼してスタッドレスと組み込んだ物を届けてもらう。
こんな感じが実情です。
そしてその年の冬にスタッドレスタイヤへ履き替える!という時に問題が発覚することがある。
例えば、タイヤサイズが違っていたり、ホイールの穴の数が違っているなんていうこともありました。
そして今日の主役はGU型のインプレッサ。この車両を販売したのは、セールス歴20年オーバーのベテランです。
雪が降るというので、新車納入時に渡しておいたスタッドレスへ履き替えよう!となりましたが、問題発生。
スバルのPCDが変わっている・・・
サービスの方でスタッドレスタイヤへ履き替えようとしたら、ホイールが現車にはまらない。
???
何をどうやってもはまらない。ホイールの穴が合わない・・・。
そうなんです。ベテランのセールスは罠に引っかかってしまったんです。
今までのスバル車って、PCDが100だったのですが、それが114.3へと変更になっていたんです。
という情報を知らなかったようで、新車納入時のアルミホイールはPCDが100だったんです。そりゃハマるはずがない・・・。
タイヤメーカーの人は最初はこの罠にハマったかもしれませんけど、気をつけてください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。