輸入車の5月の登録台数が発表になりました。日本車の逆輸入車を除いてみると、1位はメルセデスベンツで3822台。2位はVW2481台。3位はBMWの1958台となっていました。
まあこの御三家はそうでしょうね!という所。そういえば日本に再上陸してきたあのメーカーはどうなのか?韓国の現代自動車。昔はヒュンダイという名前を使っていました。
再上陸してきてヒョンデと名前を改めてきました。
5月の登録台数は・・・
7台です。一番下の段がそうです。ちなみにフェラーリは109台。ランボルギーニ44台。
ヒョンデ、スタートは順風満帆とはいかなかったようです。
ヒョンデが今後日本で売れるのかを考えてみる
今のヒョンデはアイオニック5という電気自動車。そしてネクソという燃料電池車をラインナップしています。
燃料電池車を作ってくるあたり、技術力はヒュンダイの頃とは比べ物にならないほど飛躍的に向上しているのがわかります。
実際、アイオニック5という車、海外では日本の電気自動車を抑えて販売が好調なんです。
何故か?それはスペックや質感がいいから。つまり車自体はいいんですよね。
日本の自動車評論家の皆さんも、アイオニック5の出来には驚いているほどです。例えば日産のアリアやトヨタのbZ4Xなどと競合になるカテゴリーに存在するアイオニック5。
驚くことに、アリアやbZ4Xよりも高い評価を出している人も居るほどです。
それだけ車はいいんですね。ただ、長く使っての耐久性は未知数なところもあります。
今後、ヒョンデは日本で売れるのか?
これは厳しいと予測します。理由は2点。
車が良くてもブランドイメージが良くない。日本人には当時のヒュンダイの影があるので、ヒョンデとしてカムバックしてきていても中身を正当に評価しにくい背景がある。
そして販売しているメインの車が電気自動車であるということ。電気自動車は日本でもまだまだ二の足を踏んでいます。
日産のサクラがこれで起爆剤となってくれるところまで来ていますが、それも補助金ありきの話です。東京などではサクラが補助金を使えば130万台で買えるようになります。
これは、既存のガソリン車よりも安くなるわけであって、価格で相当なメリットがあるから買ってみようか・・。という人が出てきています。
アリアやbZ4Xを見る限り、まだまだ電気自動車が爆発的な普及に至るかというと難しい段階です。
なので、ヒョンデの車のラインナップを見ると、厳しいなと。いいモノができても厳しいねと。
ブランドイメージ、電気自動車や燃料電池車。そもそものターゲットユーザーが少ないですから。
ちなみにヒョンデのアイオニック5って、カーシェアアプリのエニカで試乗が出来たんです。その時の台数がソコソコあったはずなので、もしかしたら一般ユーザーは1人もアイオニック5を買ってないのかもしれません。
今後の展開を注視する必要がありますが、ヒョンデは厳しい船出になると予測します。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。