5月31日に日刊自動車新聞の独自スクープですっぱ抜かれた、トヨタなどの不正問題。
本日、改めて内容が明らかになってきました。
具体的にはトヨタ、ホンダ、スズキ、マツダです。
カローラフィールダー、ヤリスクロス、ロードスターRFにマツダ2、アルト。ホンダはなんと22車種に及んで不正が発覚したと。
この不正ですが、ダイハツの件が起因となって、国土交通省が各自動車メーカーに調査をさせています。
その調査の結果が、この状態であったというわけです。
日産や三菱、スバルなどはその名が上がっていないので、法令遵守をしていたということでしょうね。
それにしても、これだけ多くの車が不正としてひっかかってくるとしたら、そもそも国の型式申請自体にも問題がないのだろうかなと。疑問に思ってきます。
ちゃんとやっているメーカーはやっていて、そうではないメーカーでこれだけの数が出てくる。
車検でいうところの継続検査もそうですけど、いろいろと見直さないといけない場所ってたくさんあると思うんですよね。
例えばブレーキパッドが残り1mmでも、その場の制動力が出てれば車検はOKとか、シートベルトの警告ランプが点灯しないっていうだけで車検に通せなかったり。
ユーザー目線で考えると、そもそもの決まりも見直さないといけない時期に来ていると思います。
第一に危険なのか安全なのか?そこが重要であって、どうでもいいようなところにこだわるのではなくて、もう一度この機会に考え直して欲しいですね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。