これってもう聞いただけでどこか故障してそうなエンジンですね。例えば点火系。
どこかシリンダーに上手く火が飛ばなくてリークしているような状態であったり、燃料系に引っ掛かりがあったり、エアフロが上手く作動していなかったり・・・
とにかく吹けが悪いエンジンというのは、どこか故障しているイメージがあります。
が、しかし正常なエンジンであっても、他のエンジンと比べると吹けが悪いエンジンというものは
存在します。同じ車種で同じエンジン。加えて同じようなアクセル開度で試してみると明らかにAとBでは違う。Aはスムーズに吹け上がるけど、Bはもたつく。
この違いは一体何か?イメージに沸かないかもしれないけれど、オーナーの使い方。
これって結構左右されるそうなんですよ。
ボクもなんかふけの悪いエンジンだなぁとおもって点検したけど正常。悪いところはなかった。
ではなんで吹けあがりが遅いのかって言うと、オーナーが全然エンジンを回さない人なんだそうです。
回さないエンジンは、やはり回りにくくなってしまう。
いくらオイルが廻っていたとしても、各部の動きが硬くなってしまっているといった表現でしょうか
とにかく重ったるい。
レッドゾーンはおろか、全然エンジンを回さないで使っているそうなんですよ。マニュアル車なのに。
逆にいうとATは勝手にシフトアップしていっちゃうから、ふけの悪いエンジンは多そうですね。
たまには高速道路なんかでアクセル全開にした方がいい。
そうすると完全燃焼して、シリンダーの中の燃えカスやカーボンを熱で焼ききってしまうし
エンジンにとってはいいことなんですよ。
昔は回すと壊れると思っていたけど、それも逆。きちんとした回転数を守っていれば
ガンガンと回した方がエンジン性能的には性能をフルに発揮できるということなんですね。
たまにはエンジン回そう。でも軽自動車だと常に回りっぱなしでス
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。