ホンダより2月24日付でちょっと変わった改善対策が出されました。
車種はNWGNとNBOX。台数は13万台規模になります。どんな内容かというと、車載のパンク修理キットの不具合です。
内容は以下の通り
パンク応急修理用具において、修理剤ボトルの内部構成部品の組付け管理が不適切なため、シール性が不足しているものがある。そのため、タイヤバルブ接続側のホースからパンク修理剤が漏れ、最悪の場合、パンク応急修理ができなくなるおそれがある。
国土交通省のHPより引用
車載パンク修理キットが漏れて使えなくなるという事ですね。
対策は以下の通りです。
全車両、修理剤ボトルからの修理剤漏れ有無を点検し、漏れがあるものは修理剤ボトルを対策品と交換し、修理剤の付着部位を清掃する。漏れがないものは、タイヤバルブ接続側のホース先端のゴムキャップをネジキャップに交換する
実際に改善対策の対象ではないNBOXがあったので、修理キットを見てみました。
NBOXの車載パンクキットです。内容はコンプレッサと溶剤、チューブなど。
こちらが溶剤で、改善対策の対象になってる車はここに不具合があるようです。
どちらにせよ、知られてないことですけどパンク修理キットって使用期限があるんです。
使用期限が切れたままになってる車が殆どです。
ホンダのお店に行けばすぐに対応してもらえると思うので、何かの帰りによって対策を受けてください。
一風変わった改善対策でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。