日野レンジャーのプロシフト6というメカニズム

日野レンジャーのプロシフト6というメカニズムについて

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日野レンジャー

日野自動車が誇るトラック達の中に、レンジャーと呼ばれるトラックがあります。
そのレンジャーにプロシフト6というマニュアルなんだろうけれどATというようなミッションが載っています。

プロドライバーの運転ってすごいんですよね。低燃費で且つ車両に負担がかからない。
それはATでは再現できないような繊細な操作が、いろいろな状況で行われている。
ではマニュアルミッションが効率がいいけれど、それをもっとドライバーの負担を減らせないか?

というところからプロシフト6というメカニズムが産まれました。

ミッション自体はマニュアルそのものです。

当然クラッチも存在する。ではそのクラッチ操作をオートメーションしてしまえというのがこのプロシフト6です。

クラッチの断接はオートクラッチユニットが行います。

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シフトノブはバイワイヤで単なるスイッチと化しています。
レバーを右にもっていくとマニュアルモードになる。ちなみに2ペダルです。

このプロシフト6にはクリープ現象がない。一応2ペダルなので操作的にはATに近いのですが、クリープ現象がないために、繊細なアクセル操作を必要とする車庫入れなどは低速走行というモードに切り替えます。

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シフトのそばにあるこのボタンです。

コレにより、いわゆる半クラッチ状態を作り出します。当然半クラッチを作り出しているので、クラッチに負担がかかります。渋滞などに出くわしたら使ってはいけない。
クラッチディスクが滑ってしまうので注意が必要。

そして、クラッチを断続させるオートクラッチユニットですが、これは200万回クラッチ操作を行ったら交換となるそうです。
オートクラッチユニットはモーター2つで構成されていますが、1つ壊れても大丈夫なように2つつけてあるそうです。
常時2つのモーターを動かしてクラッチを断続しています。これはモーター1つ1つの負担を減らすためだそうです。

ちなみにオートクラッチユニットの寿命がきたら、メーターに表示が出ます。
オートクラッチユニットの内部にあるギヤオイルはフィラーとドレンボルトはありますが、交換は不要だそうです。

ちなみに200万回というあいまいな使用限度ですが、クラッチ操作は1回の変速時に踏んで、離すといった操作が必要になるので、100万変速ということになります。

高速道路を主体にしている業者ならトラックの寿命まで使えるということです。
した道をおもに使っている業者はもしかしたら交換することがあるかもしれない。

マツダのタイタンにも似たような機構が積まれていて、ボクも実際に乗ったけれど、最初は感動しましたね。でも慣れてくるともイマイチだった。このプロシフト6はどうだろうか?

ということで日野レンジャーに搭載されているプロシフト6についてでした

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コメント

  1. 韋駄天神 より:

    各社のオートマ(大型)に乗りましたが、いすゞと日野はトラブルが多いような気がします。
    特にいすゞは、交差点のど真ん中で止まって動かなくなり、レッカーの世話に何度もなりました。
    今はUDクオンに乗ってますが、今のは出来が良くて違和感無く乗れるようになりました。

  2. MHO より:

    昨日はタイタンのセミMTに乗りました。あれもなんだか不思議な感覚ですね・・。クラッチペダルがないマニュアルシフト