日野自動車から、オイルメンテナンスに対する注意喚起がされていたので取り上げてみます。
簡単に説明すると、オイルとフィルターはきちんと指定されたタイミングで交換してくださいね!
そうしないとエンジンやターボが壊れますよ!というものなんですが、内容をよくみると知らなかったことも書いてありました。
まず日野ではオイル交換の距離を短いもので15000km、長いものではなんと80000kmごとに設定しています。
エンジンの大きさによって違うわけで、80000kmっていうのは大型トラックのセレガのブルーリボンハイブリッド。
E13CやA09Cといったエンジンです。
これらのエンジンってオイルを27〜28L使っています。13000ccくらい排気量があるのです。相当量のオイルを循環しながら使っていると。
オイルの量が多ければそれだけ負担を分散させられるから、オイル交換のタイミングが遅くできるということですね。
しかしながら、日野では小型トラックから大型トラックでも共通して書かれているのが、初回オイル交換時は1000km点検の時にしてください。
というものです。
今では珍しい新車1ヶ月の1000km時点でオイルを交換してねと。これは、初期馴染みの鉄粉などを除去する目的もあるんでしょうけど、明確に初回1000km点検時と記載がありますのでびっくりしました。
そして、オイルフィルターに関してはオイルと毎回同時交換せよ!ということになっています。
通常ならオイル交換2回に1回というスパンでオイルフィルターは交換します。
しかし日野のエンジンに限っていうと、オイルとフィルターは同時交換になります。
これらの交換タイミングを間違えてしまうと、エンジンやターボが壊れてしまうので、注意が必要です。
もっと早いタイミングで、例えば7500kmでオイルを交換するのなら、フィルターは2回に1回交換でもいいということになりますかね?
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。