今日、ちょっとレアなリコールに該当している車が入庫してきました。
それは現行型のサンバーバン。ハイゼットのOEM車なので、ハイゼットやデッキバンも当てはまります。
内容はこちらです。
MT(手動変速仕様)車において、メータパネルの設計が不適切なため、走行用前照灯(ハイビーム)の自動制御状態を運転者に表示する装置が備えられていません。そのため、保安基準第32条(前照灯等の基準)に適合しません。
ダイハツHPより引用
この内容で気になるのは、保安基準に適合しないという一文です。
これがリコール対象車の実際のメーターです。
そもそもマニュアル車なので、台数は少なめです。
このメーターにこちらの表示灯がついてないということです。
これ、とりあえず走行自体に問題があるかというと、ないので後回しにされがちなリコールだと思います。
しかし、保安基準に適合しないということなので、この状態で初回車検が通ってしまうとどうなるのか?
自動車検査員の人は気をつけてください。基本的にリコールを済ませないと車検通してはいけない罠と捉えていいと思います。
このリコールですが、メーターの在庫がないとすぐにできないものになります。車検が来る前に早めにリコール作業を受けておいた方が無難です。
いざ車検に出したらリコール未改修のため、メーターの入荷待ちで数日かかります。なんていうことになりかねませんから。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。