確か去年反対側を交換したなぁと。本日もう片側が点灯しなくなったということでアルファードが入庫。
LOビームにHIDを使っています。
今度は助手席側が切れています。
昔HIDが出始めたころって、ハロゲンと構造が全く違うからHIDは球切れを起こさない!とまことしやかにささやかれてきました。
実際はどうなのか?HID、古くなってくると結構点灯しなくなります。
診断方法は単純で、どちらか片側が点灯しなくなったらバーナーを差し替えてみる。それで点灯するようならバーナーの不良。いわゆる球切れです。
バーナーを入れ替えても点灯しない場合、バラストなどの部品の診断が必要になります。
が、バーナーがよく駄目になります。球切れですよね。
ハロゲンのバルブって、電熱線をイメージするとわかりやすいです。コイルに熱をもたせてもたせて赤く熱して光らせる。
実際にハロゲンバルブって点灯させたあとすぐに触ると熱い。
HIDのバーナーはこの白熱電球ではなくて、アーク放電をしているのでフィラメントをもっていません。だから長寿命だといわれていますが、壊れているのは事実です。
ということで、今回は助手席側HIDバーナーの交換。
こちらはバッテリーなどがあって見えにくい。
カバーを外す。
バーナーを外します。
見えないので手探り。ちなみにこれ、ちゃんとした位置にはまっていない図です。
ここれがぴったりと規定の場所に収まっています。
あとは高電圧部分を結合して終わり。
ハロゲンのバルブよりもHIDのバーナーのほうが5倍位高いです。
でも寿命的にはあまり変わらないような気がします。切れないと言われていたHID。やっぱり切れているのが現状ですから。交換する時は同時交換をお勧めです。
どのみち反対側も切れるパターンです。
2個セットでちゃんとしたメーカーのものを選ぶのがいいでしょう
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。