バッテリーの充電器を買ってみました。バイク用のバッテリー充電器は持っていましたが、車用のでまともなものは持っていませんでした。
バッテリーの充電器ってたくさんあるのですが、僕が今回選ぶ時に重視した点は2つです。
・車につないだままのバッテリーを充電できる事
・パルス充電ができる事
それぞれ説明していきます。
今回僕が買ったのはこちらです。HID屋さんのもの。
バッテリー充電器って、いろんなダイヤルがあったりスイッチがあったりして、使い方が分かりづらいですが、これはインターフェースが非常にシンプル。
ボタンは3つだけです。
それでは早速使ってみます。
目次
お手軽なバッテリー充電器
一番重視したのは車につながったままのバッテリーを充電できるということ。
何故ここを重視したのかというと、仕事でお客さんの車を点検や整備をしているときに並行して充電してあげられるということです。
あとバッテリーを外してしまうと各種メモリのバックアップをとったりするのも面倒です。
車載状態で充電ができればこれらを全てクリアできますから。
コンセントに繋げて、バッテリーのプラスとマイナスに繋げたら電源を入れると充電がスタートします。
スタートさせる前に、充電電流の選択をします。4A、6A、8Aから選択が可能。
もちろん数字が大きくなれば、充電時間は短くなります。
充電を開始すると、現在のバッテリー状態を%表示してくれます。
僕の車はあまり乗ってないですけど、96%だったのでほぼ良好です。
ボタンが少ないのでシンプルに使う事が出来ます。
パルス充電がお勧めな理由とは?
そして、2つ目に重視したのがパルス充電です。
やりかたは簡単。コンセントとバッテリーを繋げたら、スタートボタンを押す代わりにパルス充電ボタンを5秒程度長押しする。
そうすると雪マークが出てパルス充電モードに入ります。
最初に1時間パルス充電をかけて、それ以降普通充電に切り替わります。
パルス充電って何か?これは普通の充電ではなくて充電電流に周波数を与えて充電するモードです。充電の波形が一定ではなくて、ギザギザというか、カクカクしてるものです。
これをすることで、バッテリーのサルフェーションを解消させることができます。
サルフェーションというのは、バッテリーにとって一番やっかいな劣化です。電極に硝酸鉛が付着してしまう現象で、サルフェーションが発生するとバッテリーが駄目になってしまう。
パルス充電はこの付着した硝酸鉛をパルスによってはがしていき、正常の状態にもどしてくれうのです。
つまり、乗ってなかった車などのバッテリー性能をある程度回復させることができるというわけです。
これが非常に重要で有効な充電モードなんですね。
HID屋さんのバッテリー充電器を買ってみて、ちょっとコンセントが短いかなぁと思ったりもしましたが、そこそこ小型で運びやすいのでまあいいかな。
バッテリー充電器はパルス充電モードがあるものを選んでください。
メルテックのものと迷いましたけど、持ち運びに便利なので選びました。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。