車のエアコンやヒーターって、マニュアルとオートがあります。
マニュアルというのは自分でダイヤルやレバーをガチャガチャと切り替えるもの。
オートはボタンを押すと、自動で切り替わるものです。
この風向が切り替わらない・・ダイヤルを回しても動きがおかしいという時、何が起きているか?
マニュアルエアコンの場合、切り替えノブの奥にワイヤーがつながっています。
これがヒーターコントロールという部品になります。このヒーターコントロールのワイヤーを介して、ヒーターユニットの中身を切り替えています。
この動作に問題があると、動きに問題がでてきます。
例えばヒーターコントロールのワイヤーが曲がったり、外れたりしていないか?
ヒーターコントロールのワイヤーを抑えている金具がスカスカになって固定ができていないんじゃないか?など。
この先になると、ヒーターユニットを分解しないとダメになります。
ヒーターユニットを外すには、ダッシュボードから何から何まで外していかないとたどり着けません。
昔一度あったのが、エアコンの吹き出し口からコーヒーをこぼしてしまい、そのコーヒーが乾燥してペタペタしてしまった。
これが風向を切り替えるフラップを固着させてしまっていた。
特に、ずっと動かしていない車も、全てが渋くなってくるので注意です。
たまには風向も切り替えてあげて、各部を動かしてあげることが重要になってきます。
ガラスクリーナーなどでデフロスタから流れこんだ事例もあるので、気をつけてください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。