エンジンの排気量をあげると車検に通るか!?
これは通りません。
排気量を上げるにはボアアップ(内径拡大)かストロークアップ(行程拡大)があります。
昔のチューニングではシリンダーブロックが鋳鉄性で、かなり削っても大丈夫なほど無駄があったのでボアアップのチューニングが主流でした。
今のエンジンはブロックはアルミ製がおおく、殆どボアを拡大する幅がないのでストロークアップで排気量を上げる傾向にあります。
排気量をあげると車検の際に改造申請を行わないといけません。
軽自動車の場合660ccを720ccに改造申請するとナンバーが白になっちゃったりします。
ボアアップで排気量を上げる際、ダミーヘッドという擬似シリンダーヘッドをブロックに装着してボーリングできる所に頼んだほうがシリンダーにゆがみがなく良いです。
ボーリング屋さんにもエンジンによってはダミーヘッドを持っているエンジンとないエンジンがあるので、ダミーヘッドを持っているボーリング屋さんに頼んだほうが精度はあがりますよ。
あとストロークアップはクランクシャフトを交換しないといけないのでお金も手間もかかります。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。