先日ですが、実家の軽トラックの車検を行ってきました。
24年前の車なので、12回目の車検となります。
考えてみたら、この車は各部のゴム部品をほぼ交換していません。
唯一作業したなと記憶に残っているのがドラムブレーキのOHです。
とはいえホイールシリンダーの交換ではなくてカップキットの交換です。ブレーキフルードは定期的に交換しているので、ホイールシリンダーの中が錆びているということはありません。
単純にフルード漏れしないように、事前のオーバーホールをしたのみ。
あと各部のブーツなどは交換した記憶がありません。
もちろんブーツが切れていれば車検には通らなくなりますけど。
ブーツって切れてから交換するのと、切れる前に交換するのとでは意味合いが大きく違います。
例えば車検後すぐにブーツが切れてしまったとします。次回の車検まで知らずにそのまま走っていて、次回車検時にガタつきが発生していたらどうか?
この時点でアームやらジョイントは交換しないといけなくなります。
ガタつきが発生するまでいかないにしても、ブーツが切れて雨風に当たっているとジョイントが錆びついてきます。
切れる前にブーツを交換すれば、ジョイントに被害は出ませんが、切れてから交換すると少なからずダメージが入ってしまいます。
なので、ブーツ類は亀裂が入ってきたら早期交換がベストです。
とはいうものの、実家の車はあまり乗らないので、24年間ブーツ類は切れないで頑張ってくれています。
そろそろ全部のブーツを一新しようかな。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。