梅雨はジメジメして洗濯物の乾きが遅くなって、カビ臭くて、草は伸びるしで、普通に生活しているとマイナスなイメージです。
夜間車の運転も、視界が非常に見えにくい。油膜もなかなかすごいこともあるし、水はけも悪いしで危険極まりないです。
僕はあまりガラスの撥水系のものを買ってまで試したことはありません。というのも、ガラスの撥水ってワイパーがビビる原因になったりするから嫌だなって。
でも昔と比べれば随分溶剤も変わってきているんだろうなと思い、久しぶりにガラコを買ってみたんです。
買ったのは2つ。両方ガラコですが、一つは下地処理をするためのもの。そしてもう一つは通常のガラコよりも6倍耐久力がある超ガラコです。
結果を先に書くと、癖になるかもしれない。
久しぶりのガラス撥水は想像以上のものでした。
最初っから撥水のガラコを使ってもいいんですが、僕の車はなんせ7万円台で買ってきた現在12万キロオーバーの車です。
フロントガラスも相当な油膜と水垢です。
下地処理をするのは、ガラコのコーティングをきちんと浸透させるために行います。
施工は簡単です。本体を押しながらガラスにひたすら塗っていく。
何をしてるのかっていうと、ガラス表面を一皮むくようなイメージですね。汚れを専用の溶剤で落としていくのです。
こうすることで、最初についている油膜などを奇麗にする。
油膜がもともとついてるとガラコのコーティングが浸透しにくいからです。
コーティング後、水で洗い流します。ガラスの中央にイエローテープを貼っていますがそのちょっと左から縦に境界線が出ているのがわかりますか?
そこから左側は全て濡れています。
油膜などがあると水滴になったりしがちですよね?
ガラコの下地処理をしたことで、汚れが奇麗になって、水がべっとりと付いたままの状態になっているということ。
ここからガラスを乾かして施工します。
第一段階終了
続いていよいよガラコです。
フッ素でコーティングする感じですね。
下地処理を終えて乾かしたガラスに塗っていきます。
全体が白っぽくなるまで塗る。
ちょっとわかりにくいですが、運転席側の施工をしました。
この状態で10分放置します。
10分放置したら奇麗な布で拭きあげます。
拭きあげたら、12時間は放置して乾燥させることで持続性が増すと書いてあります。
施工が終わったガラスに水をかけてみました。
左側は粒で水をはじきまくっています。右側の施工していないガラスは、線状になって下へ流れていくのが分かります。
ガラスのコーティングって知らない間にここまで進化していたんだなぁって。
他メーカーのものもたくさんリリースされていますが、個人的にはガラコ一択かな。
撮影し忘れましたが、雨の日は少し速度が乗ってくると水滴はどんどん流れていくので、ワイパーは不要なくらいでした。
ゲリラ豪雨の時などはどうなるのか非常に興味がありますが、価格と施工回数を考えると買っておいて損はないアイテムだと思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。