今、ベンツなど外車が大バーゲン中です。
中古車情報サイトなどを見ても、ベンツなど登録車がゴロゴロと考えられない単位で値落ちしています。こんな時だから外車に乗るっていうのはどうでしょう?
僕は今まで国産車しか所有したことはありません。
外車を所有したいと思わなかったのかというと、あまり所有したいとは思いませんでした。実際にいろんな外車を整備したけれど日本車とはやっぱり違うなと感じる所が多かった。
僕が外車に対して心配に思っている所は
1、部品代が高い
とにかく国産車に比べると、部品が2倍近いプライシングです。この前も某外車のタイロッドがダメで部品の値段を聞いたらなんと3万円。国産車なら1万円もしないです。実に3倍です。
自分で基本的な所なら外車でも修理できるので、維持費にお金がかからないかなと思いきや部品代が高い。これがまず敬遠する所その1になってしまいます。
2、診断が出来ない
これはとにかく情けないことなんですが、資料とテスターがないと電子制御の診断ができない時代です。機械的な故障なら直せるけれど、電子制御の故障は外車だと資料がないものは完璧に自分の手では直せない。これが嫌な所です。僕は自分で乗っている車を他人に整備をしてもらうというのが嫌いな男。
直せない車にはそもそも乗りたいと思えなくなってしまう。
僕が外車を敬遠してしまう理由はこの2つです。
ただ、自分が整備士の仕事を辞めて、車検整備などすべて整備工場に出すような立場になったら違うかもしれない。整備士から足を洗えばDIYでちょこちょこいじるくらいしかやらない。そうなったら整備はお任せですから。
だけどやっぱり外車ってランニングコストがまだかかるイメージがあります。車検代などは国産とさほど変わらなくなってきたけれど、一番は故障した時ですね。
ある程度生活にゆとりがある状態じゃないと、手は出ません。
僕は外車自体は嫌いじゃありません。乗りたいなって思う車もたくさんあります。
僕が乗りたいと思っている車は
コンパクトクラスなら
ミニクーパー
フィアット500
この2つですね。スポーツカーになるとそれこそ天井知らずならフェラーリですよ。フェラーリは大好きです。買えませんけど。
今は故障も少なくなってきているし、価格もこなれてきています。外車に乗るならチャンスの時期であるのは間違いありません。
魅力的な国産車に出会えなければ、外車という選択肢もありだと思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。